GMOインターネット、脱マスクへ動き出す。追随者は現れるか?

IT業界ではソフトバンクや楽天ほど目立つ存在ではありませんが、小粒ながらピリリと辛いといった存在なのがGMOインターネットグループです。
設立は1991年。熊谷正寿氏が一代で創り上げたインターネットコングロマリットです。グループ内の上場企業だけで10社を数え、グループ全体では100社を超える複合事業体です。
そんなGMOインターネットグループが日本で先駆けて脱マスクへと舵を切りました。さて、この流れに追随する企業は出てくるのか。
日本を変える起爆剤になるのか気になるところです。
目立たないが偉大な存在
GMOインターネットグループは極めて堅実にインターネット事業を展開しています。
売上、利益ともに確実な成長を遂げており、それにつれて株価も上昇してきました。

てなわけで、小生もテンバガーとはいかないまでもダブルバガー以上には儲けさせていだだいている優等生銘柄です。
マスク着用を任意に
ところでそのGMOインターネットグループが脱マスクに向けた取り組みを開始しています。
職場でのマスク着用を任意にしたのです。
政府も屋外でのマスク着用は必要なしとしましたが、屋内では極めて例外的な条件でしか脱マスクを推奨していません。
しかし、GMOインターネットグループの代表である熊谷氏はマスクには大いなる弊害があるといいます。これは医学的見地ではなく、経営的な見地であるところがなかなか興味深いのです。
表情の機微が経営判断を左右する
具体的には熊谷氏はマスクにより表情が読み取れなくなったことで、コミュニケーションの質が低下した考えています。
表情の変化が読み取れないと経営判断が遅れてしまうという危機感が脱マスクへつながったのです。
また、その背景にはウイルス学の専門家の知見が参考になっているといいます。
しかし、一方で社員はどう考えているのでしょうか。
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まだまだ恐怖を感じる人も多いのが実態
社員の中には今だウイルスに恐怖を感じている人もいるはずです。
社内アンケートの結果では、パーテーションがあるならマスク不要と答えた人が6割。まだまだ慎重な人が多いことがわかります。
GMOインターネットグループは恐怖政治で脱マスクを強制しているわけではありません。あくまでも任意です。その結果、社内の約4割はノーマスクとなっているのが現状だということです。
マスクを取り巻くお国柄
今後は情勢を見ながら、パーテーションの撤去も考えているとか。
さてこの動き、他の企業にも飛び火していくのでしょうか。いつまでもマスクをしているのは日本くらいなものであり、GMOインターネットグループの動きは個人的に大歓迎です。
コロナ禍にあってもマスク着用率は国によって大きく異なります。

(出所:社会実情データ図録)
その中でも日本と韓国の着用率の高さは突出していることがわかります。
東アジア系の人は同調圧力に弱いのか、公衆衛生に高い意識があるのか、その理由は定かではありません。
最後に
GMOインターネットグループの取り組みが呼び水となり、日本中に脱マスクが広がることを期待します。
なんつっても息苦しいじゃあありませんか。
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