日本株踏ん張る。日本株を支えているのはいったいどなた?

腕相撲

今年の日本株はボックス相場で面白みがないと思うのですが、海外市場に比べれば相対的に堅調であるというのですから少々驚きですが、救いでもあります。

2022年初めから日経平均は6%ほど下落しているわけですが、ヨーロッパ株(ストックス600)は16%、アメリカ株(S&P500)は18%の下落であり、下がっているとはいえ、相対的な比較感から見れば日本株は優等生だといえます。

しかし、日本人の暮らしは豊かになっておらず、何か腑に落ちないところもあり・・・。

いったい誰がどうして日本株を買っているのでしょうか。






第一の買い手


2022年、最大の買い手はずばり自社株買いです。

利益の割に株価が割安であると考える企業が、自社株を積極的に買っています。

自社株買いは海外の投資家の日本株売りを吸収しており、日本株の下落を防いでいるといえます。

日本も物価が上がってきて食料品などの値上げが相次ぐわけですが、単なるコストプッシュインフレであり、日本の生産能力は今だ過剰であり、デフレギャップに苦しんでいます。

そのため、企業は資金を設備投資に振り向けない。余剰資金で自社株を買い、ROEを向上させたり、配当を増やしたりして株主の期待に応えようとしています。

第二の買い手


では二番目の買い手は誰でしょうか。意外なことに日本の個人投資家が積極的に日本株へ投資しています。

なぜ今、日本の個人投資家は日本株を買っているのか。その理由は消去法的な選択であろうと考えられます。

なにしろ急激に円安が進みました。来年は揺り戻しの円高になることは十分に考えられます。

日銀総裁の交代により、金融政策が引締め基調になる可能性は高い。

そのため、為替リスクを意識して海外資産への投資に慎重となっている投資家が多い。これらの投資家が消去法で日本株に資金を振り向けているというわけです。

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疑似バフェット指標(2022年10月末)


ところで、今年も残すところあと2か月となってしまいました。日経平均の居所を確認しておきたいと思います。
(疑似バフェット指標についてはこちらをご覧ください。)

20221101gijibafe.jpg

日経平均は許容範囲と考える水準を若干上回っており、慎重ながら依然としてやや割高水準というのが個人的見解です。

どこかで再び下げが来る。その時のためのキャッシュを残しておく必要がある水準だと思います。

日本の闇


コロナ禍から今だ脱出できないまま、丸3年が近づいてきました。

今だ、新型コロナウイルスが2類指定から変わらないのはもはやクレージーレベルの話であり、その裏には何かあると勘ぐらざると得ません。

ちなみに2類は、危険であり直ちに届け出が必要な感染症でほかには結核や鳥インフルエンザなどがあります。

直ちに届け出が必要な3類には、コレラ、細菌性赤痢、腸チフスなど、どう考えても新型コロナより恐ろしそうな病名が並びます。

同じく直ちに届け出が必要な4類には、狂犬病、日本脳炎など・・・。狂犬病など発症したらほぼ致死率100%なのに新型コロナより格下とは信じがたい。

日本が新型コロナを2類指定から外さないそのヒントを知りたい方は以下の動画をご覧ください。



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