人間から思考回路を奪う言葉狩り。そして骨抜き人間が作られる

為政者とりわけ独裁的な傾向が高い者ほど、民は愚かに保ったほうが都合がよいと考える傾向があります。
余計な知恵がつけば自分に歯向かうと考えるからです。これは個人レベルでなく、国家レベルでも成り立ちます。
戦後のアメリカ(≒GHQ)は日本人から思考回路を奪いとり、徹底的に日本人を愚かに保って日本を弱体化させようとしました。
それはGHQによる言葉狩りからも明らかなのです。
言葉なしでは思考すらできず
人間はモノを考えるときに言葉を使います。しかし、その言葉自体がなかったら?
本能的欲求ならば言葉などなくても自然に湧き上がるものでしょう。食欲、睡眠欲、性欲などです。ただし、人間的な欲求となるとそうはいかない。
例えば「ピアノ」の存在を知らない人がピアノを弾けるようになりたいと考えるはずがありません。
GHQによる言葉狩り
日本とアメリカとの戦争は「太平洋戦争」と呼ばれます。
しかし、戦時中には「大東亜戦争」と呼ばれていたのでした。戦争のスローガンは「八紘一宇」。
簡単にいえば世界は家族であるということです。
戦後、GHQはこの2つのキーワードの使用を禁止しました。日本人に再び同じ思考回路が現れることを防ぐ目的であっただろうことは容易に推測できます。
言葉狩りは今もなお
このように、人から思考回路を奪い取る言葉狩りは今もなんらかの目的で続いているようです。
その言葉さえ把握できれば目的も想像できると考えることができるでしょう。
これはTV、ラジオ局が放送を自粛している、いわゆる放送自粛用語(いわゆる放送禁止用語)にその陰を見ることができそうです。
放送禁止用語のリストなどがネット上に公開されていますので見ていたら、そもそも放送自粛用語という言葉自体が放送自粛用語になっているという情報があり、驚きました。
これは放送自粛用語の存在に気が付いてほしくないというメディアの意向であると勝手に推察するのです。
最も大事なポイント
最後に最も大事な点に気がつきました。
いろいろ調べても、大東亜戦争が放送禁止用語のリストに載っていないのです。
そもそも今、放送禁止用語と認識されているものは、現代人の思考回路から消えていない。もはや消えていることにすら気がつかない言葉の中に、日本人を骨抜きとした言葉が隠されているように思えてならないのです。
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「民は愚かに保て」は今そこに
民を愚かに保ちたいのは政治家のみではありません。官僚もまた同じだといえます。
今もっとも身近な話題といえば、ワクチン行政が挙げられるのではないでしょうか。
YouTubeでのワクチンに関する言論統制は続いていると思われますが、一部地上波で流れた番組は削除されることなく残っています。
その中に興味深い番組がありました。関西のローカル局であるサンテレビの番組です。いかに厚生労働省が国民を騙してワクチンを打たせようとしているかがよくわかります。
とにかくワクチンが余って仕方がないのでしょう。とにかく廃棄処分は避けたいので在庫処分をしたいという意図が見え見えなのです。
厚生労働省の嫌がらせ?
先日、明治ホールディングス傘下のKMバイオロジクスが開発中の新型コロナウイルスワクチンの承認申請を2023年4~6月中に延期する、との報道がありました。
当初は2022年9月を想定していましたが、厚生労働省からさらに詳細なデータを求められたということです。
このワクチンはファイザーやモデルナが提供する遺伝子型のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンとは違い、従来から使われてきた死んだウイルスを使った不活化ワクチンであり、歴史も長いことから安全性が高いと思われます。
日本産のワクチンということもあり、待っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、なかなか実用化に至らない。これには、何か裏があるのではないかと勘ぐるのは私だけではないでしょう。
国とファイザー、モデルナとの契約は秘密になっており、表には出てきませんが、国民の健康にとって不利益となりかねない条項が入っている可能性があります。
他国の話ですが、製薬会社と国家との契約内容が暴露された国があるといいます。その中で、ワクチンに関するリスクについて言及してはならないという条項があったというのです。
(関連記事:ブースター接種の危険性は非常に高い。なのに4回めのワクチン接種とは・・・)
国が国民を見捨てるとき
今も国民の約2割近くはワクチンを打っていません。
ワクチンをさばきたい厚生労働省にとって、この2割の人間は最後のブルーオーシャンだといえます。
しかし、最新のワクチン接種を受けたいと思っても、厚生労働省のWEBを見れば、1回目から3回目までが終わっていないと打つことができません。
全部をセットして安全性を確かめているなどともっともらしいことが書かれておりました。
これはあくまで個人的予想ですが、いずれはこの条件がなくなるかもしれません。とにかくさばきたいと思ったら無条件に打ちまくるしかない。
しかし、条件がなくなるということは、当初の安全性についての言及は嘘であったか、それとも安全性を犠牲にしてでも打たせる他ないと考えたかの2つに一つです。そして、どちらも許されざる行為なのです。
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