岸田政権、言うこと為すことハチャメチャでいよいよ終焉間近。人をバカにするな

こうも言うこと為すことクルクル変わるかと驚くのが岸田政権の経済運営に対する態度です。
総裁選当初は、令和の所得倍増計画と堂々と言っていたのに、しばらく経てば倍増というのは言葉通りの意味ではないなどとわけのわからないことを言い出す始末。じゃ、いったいどんな意味だったんだよ?
そしてそれは、いつの間にか資産所得倍増計画になってしまったことをご存じのかたも多いはずです。
しかし、こんなことを言いながら資産所得課税の増税を言い出すという迷走ぶりで言ってることがめちゃくちゃかつ矛盾に満ちており、一国の宰相の言葉とはとても思えない薄っぺらぺらぶりなのです。
これだけでも、国民に対するあるまじき裏切り行為だと思えるのですが、この度はこれがさらに変貌してほとんど詐欺師状態なのです。
騙したうえにさらなる騙し
2022年11月下旬、内閣官房のホームページに資産所得倍増プラン(案)なるものが掲載されたのです。
その一部を抜粋してみました。

(出所:内閣官房)
資産所得倍増と聞けば通常の人間であれば金額のことだと思うでしょう。
ところが、資産所得倍増プラン(案)では投資経験者の数であり、投資額の倍増だというのです。
そして最後に申し訳程度に長期的な目標として資産運用収入そのものの倍増も見据えるなどと書かれているのです。
意味もわからずスローガンを言い放つ
岸田首相は新自由主義からの脱却などとも当初言っていたわけですが、意味が分かっていたのかは疑わしい。まずわかっていないでしょう。
所得と資産所得の区別もつかず、金額と人数の違いもわからないのですから、まず間違いありません。
そんな不勉強で無責任な輩を首相にしておくわけにはいかない、と考えている人が増えるのは当然のことです。
内閣支持率はメッキが剥がれたかのように、つるべ落としの右肩下がりとなっており、退陣時の安倍首相、菅首相と同程度の支持率まで低下しています。

(出所:社会実情データ図録)
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岸田政権終わりの始まり
興味深いのは、政権支持率が自民党支持率を下回ったとき、その政権は終わりを告げることが多いということです。
いまの岸田政権はまさにその状態に陥りました。
青木の法則から考えると首の皮1~2枚くらいは残っていそうですが、この分だと岸田政権の先は長そうにありません。
(関連記事:青木の法則で時の政権がぶっ倒れるかどうかがわかる)
最後に
敵を欺くならともかく、自国民を欺く宰相など無用の長物だといえます。
百害あって一利なしなのです。次なるリーダーに期待したいのは私めばかりではないと思います。
(関連記事:岸田政権はいつまで続くか。見限られるまで余命2年)
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