【朗報】中国GDP、アメリカを永遠に抜けない可能性【悲報】日本弱体化進む

中国の習近平とかいう国家主席のオツムが弱いことは世界の平和に対し、若干の明るい希望を与えてくれています。
しばらく前までは、中国の名目GDPがアメリカのそれを抜くのは時間の問題であるというのが大勢の見方だったのはご存じのとおり。
しかし、習近平の愚かさゆえにひょっとしたら中国経済は永遠にアメリカを抜けないという希望が見えてまいりました。
経済力は軍事力に直結する。中国の経済力がアメリカを凌駕すればそれは軍事力にも当てはまることになる。
日本はアメリカに見捨てられ、中国の属国と化し、人権や自由のないジェノサイド国家に蹂躙される可能性が高かったのです(今でも十分に高いが)。
いったいここ最近何が起きているのでしょうか。
米中そして日本
以下は1980年からのアメリカと中国の名目GDPの推移を示しています。

(出所:世界経済のネタ帳)
2000年代からの中国の急成長ぶりはすさまじく、アメリカを抜くのも時間の問題であると考えられてきました。
ちなみにですが、ここに日本を入れると日本のみじめさがよくわかります。

(出所:世界経済のネタ帳)
日本はこの30年全く成長していないことがよくわかります。
この責任はいったい誰にあるのかは当ブログの過去記事を見ていただければ一目瞭然です。
過去記事
岸田政権、言うこと為すことハチャメチャでいよいよ終焉間近。人をバカにするな
相変わらずの浮世離れ。早くも消費増税を謳い出す政府税制調査会
財務省、ステルス財政破綻論での洗脳へと作戦変更か
補正予算の規模を小さくしたい財務省と忖度記事を載せる大新聞
プライマリーバランス黒字化という愚行。ドッジ不況から学ぶ
米中逆転に陰りが見え始めた
ところがである。ここに来て、習近平のアホさ加減が奏功し、中国経済の成長鈍化が一気に進んでいます。
中国発の新型コロナ勃発前には、2028年にも米中の名目GDPは逆転すると見られていました。
しかし、その後のコロナ禍勃発と、中国政府によるアリババなどの成長産業への規制強化により雲行きは怪しくなりました。
中国では共同富裕などという政策が進められていますが、皆で一緒に豊かになるというよりも、富める者を引きずり降ろし、皆で貧しくなるという先祖返りのような政策です。
これにより、2021年時点で米中逆転の次期は2033年に遅れると予想されました。
習近平、愚策を続ける
さらに習近平の愚策は続きます。これはひとえに周りをイエスマンで固めた独裁政治であり、裸の王様になっているからにほかならないと推測できます。長期政権の弊害でしょう。
そしてその根底に流れる心理は自らの立場を危うくするものへの恐怖です。
具体的な愚策の内容は
1.ゼロコロナ政策 ← 不可能なのに知識がないので可能だと思い込んでいる。
2.アメリカによる対中輸出規制強化 ← 技術窃盗が横行するので当たり前。
3.人口減少による労働力不足 ← 一人っ子政策のツケ。
以下は中国の人口ピラミッド(左)と日本の人口ピラミッド(右)の比較です。

(出所:社会実情データ図録)
しかしながら、これを見ると中国もさることながら、むしろ深刻なのは日本だということがわかります(悲)。
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中国共産党の隠蔽体質
以下は新型コロナウイルスの世界各国の感染状況です。

(出所:社会実情データ図録)
中国が人口の割にいかに感染者数、死亡者数が不自然に低いかがよくわかります。
要するにまともな統計を取れないか、情報を隠蔽しているかのどちらかでしょう。個人的には後者だと思います。なにしろ習隠蔽ですから。
中国永遠のナンバー2へ
上記3つの理由により、2022年の予想では中国は、2035年になってもアメリカの名目GDPを抜けないという試算が出てまいりました。実に喜ばしい。
あと10年以上経っても、中国のGDPはアメリカの9割弱(それでもものすごいが)にとどまる予想です。
その後も中国経済が伸び悩めば、今までの予想に反し、永遠に中国はアメリカは抜けないという可能性が出てまいりました。実に、実に喜ばしい。
しかし、この喜びは負け犬の遠吠えにすぎないことも悲しい事実なのです。
日本、台湾と韓国に抜かれる
なぜか?
それは日本は中国のように成長が鈍化するというレベルではなく、没落の一途をたどっているからにほかなりません。
一国はともかくとして、一人あたりの名目GDPが2022年には台湾に、2023年には韓国に抜かれる可能性が高くなっています。
その根本要因は、台湾、韓国がデジタルエコノミーで日本を追い抜いたからにほかなりません。
人口が多いだけに、一国としては日本のほうが規模が大きいですが、一人ひとりの生活レベルは台湾や韓国の人よりも貧しいということです。

(出所:世界経済のネタ帳)
このグラフを見ても日本が1990年代から沈滞していることがわかります。
最後に
中国の成長は鈍化しつつあり、これは喜ばしい限り。しかし、そんなことを考えている日本は自分のことを心配すべきであるという皮肉・・・。
岸田政権ではこの流れは変わらない。いや、自公政権では変わらないと言ってもよい。
ふん詰まりの迷宮に迷い込んでいるのが今の日本だといえるでしょう。
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