日本は核武装するべきなのか

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アメリカは日本を過小評価していたのでしょう。

戦前、日本を経済封鎖で徹底的に追い詰め、戦争への道へと誘導し、その作戦は見事に成功しました。

しかし、日本は思っていた以上に強かった。当時の国力の差は約15倍ともいわれます。アメリカはもっと簡単に日本をひねりつぶせると考えていたはずです。

アメリカは日本を敗戦に追い込むまでに多大な人的、物的犠牲を払いました。もちろん日本はアメリカ以上の犠牲を払うことになりました。

戦後のアメリカの対日政策は一言でいえば骨抜きでした。日本が再度アメリカに歯向かうことがないよう憲法や教育で縛りつけ、アメリカの手下にしておくということです。

日本にとっても、冷戦構造の最中でアメリカ側にひっつき、自らは経済活動に没頭して豊かになることは焼け野原から立ち直る意味から有益であったと考えられます。

イギリスのチャーチル首相は敗戦後の日本は100年間立ち上がれないだろうと言ったそうです。しかし、日本の回復力は目覚ましく、1960年代には日本はイギリスのGDPを追い越しています。

・アメリカの力の低下

ところで戦後70年以上経ち、アメリカの国力は相対的に低下しています。世界はやがてアメリカを含め中国、インドに牛耳られていくことになるはずです。

日本は近隣諸国の中では中国、ロシア、北朝鮮という核兵器保有国に囲まれています。アメリカは世界から徐々に手を引きつつあり、日米同盟も有名無実化していくと思われます。

日本はアメリカに頼らず、独力で国を守る必要が出てきます。

・イスラエルの戦略に学ぶ

イスラエルは自国が核兵器を保有しているかを公言していません。しかし、保有しているというのが大方の見方のようです。

なぜ公言しないかと言えば、公言すれば近隣諸国も核兵器を保有することになるからです。

日本について考えれば、すでに近隣諸国は核兵器を持っています。日本もイスラエルの戦略に学び、世界情勢によっては核兵器を開発する意思があることを示す、また核兵器を持っているかどうか他国からわからない状態にしておく。これだけでも日本の防衛力は格段に向上すると思います。

今まで、日本に核兵器をもっとも持たせたくない国はアメリカでした。日本が核兵器を持てば、アメリカから独立して独自路線を歩み、ひょっとしたらいつか復讐のためにアメリカに核兵器を撃ち込むのではと恐れていたからです。

しかし、トランプ大統領の誕生で流れが変わってきました。日本は日本で単独で国防能力を高めなければならないし、アメリカがそれを許す環境が整いつつあります。

いささか右側に傾いてしまいましたが、日本の今後数十年を考えるとアメリカに頼らない防衛力の強化は必須であると思います。さもないと日本は中国に侵略されてしまうかもしれません。

【ご参考:核兵器保有国】

・大規模保有国(数千発程度):アメリカ、ロシア

・中規模保有国(数百発程度):中国、イギリス、フランス

・小規模保有国(数発~数十発程度):インド、パキスタン、北朝鮮

・実態不明:イスラエル

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