グーグル、やりすぎでアメリカ政府から訴えられる。独占企業の闇

高度情報化社会において、グーグルは個々人のあらゆる情報を集めるプラットホームを押さえにかかっています。
圧倒的な立場を利用して、他社を駆逐していく。しかし、いささかやりすぎも目に余ったようで、アメリカ政府の逆鱗に触れたようです。
グーグルの広告事業が違法だとして米司法省から訴えられたのです。
グーグルへの苛立ち
アルファベット社(面倒くさいので以下グーグル)はさまざまなインターネットサービスを提供し、圧倒的な立場を築いてきたといってよいでしょう。
社会のプラットホームを提供しているという自負心が強すぎたのか、YouTubeでは勝手な言論統制まで行うという始末・・・。
いったい何様?と疑問と苛立ちを覚えるのは私めだけではないでしょう。
そして、圧倒的シェアで他社を駆逐し、市場を独占して他の選択肢をなくしているのがグーグルによるインターネット広告事業です。
グーグルの意外な収益構造
グーグルの収益に占める広告事業の比率は驚くほどに高い。なんとグーグルの売上の8割近くは広告事業から生み出されています。
広告にもいくつか種類があります。
まずはグーグル検索したときに、結果の最初に表示される検索連動型広告。これが広告売上の約7割を占めます。
そして、YouTubeを再生したときに流れる、邪魔くさい動画広告。これが1割強です。また、いろんな人が作るWEBサイトに載る広告。これが1割強です。
今回、米政府から訴えられたのは最後の広告です。いったいどうなっているのでしょうか?
上から目線の広告事業
ありとあらゆるWEBサイトには広告が張られているわけですが、これらの広告の中でグーグルが占める比率は半分以上を占め、圧倒的な強者です。
ブログなどに掲載するアドセンス広告でもグーグルは圧倒的なシェアを誇り、他の選択肢をほとんど与えません。
その地位を利用し、ブランドイメージを保つためか広告を張りたいという申請にはきわめて高いハードルの審査があります。
審査を通すか通さないかはグーグルの判断ひとつ。かなりの上から目線です。
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グーグル様のご機嫌とりに必死
ブログで収益を稼ぐ方法はアドセンス広告か、アフィリエイト広告が一般的だと思いますが、前者においては、グーグルアドセンスを使えるか否かでほとんど成否が決まるといっても過言ではありません。
そのため、グーグルアドセンスの審査に合格するためにはどうすればいいか、などといったWEBサイトが山のようにあり、ほとんどグーグル様の前にひれ伏す、小作農といった感じ・・・。
ほかに選択肢がないのだからわからなくもないが、グーグルにへつらう姿は悲しくもあります。
他のアドセンス広告もないわけではありませんが、あまりにも弱者であり、ほとんど聞いたこともないようなサービスや会社ばかりです。
クリック単価もグーグルとは雲泥の差ですし、配信される広告の質も悪いのが実態です。
最後に
そんなわけで今回アメリカ政府はアメリカ版の独占禁止法といえる法律に抵触するといった件、グーグルを訴えたわけです。
個人的にはアメリカ政府の立場を支持します。市場を独占して、弱者に選択肢を与えないのは強者の横暴といえるのではないでしょうか。
この訴訟によって、市場動向が大きく変わるかは大いなる疑問ですが、グーグルのやり方に一石を投じることにはなるでしょう。
今後の行方に注目していきたいと思います。
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