タワマン、今後の値崩れは必至。タワマンを取り巻く包囲網

ビル

タワーマンション、略してタワマン。しかし、名前とは裏腹にタワマンは、たまむのであります。

個人的に高い所が好きではない(高所恐怖症)の身としてはなんでタワマンが人気なのか、さっぱりわかりません(個人の感想です)。

相続税の節税対策にも使われているようですが、その節税策も当局の意向でやがてできなくなるとか。

となれば住居として本来の価値を求めると思いますが、どこにタワマンの魅力があるのか、理解できません(貧乏人のひがみなのかもしれませんが)。

そして、タワマンには大きな弱点があるのです。






雨後の竹の子のように増加


2000年以降、規制緩和による容積率の変更にともなって、高層ビルやタワーマンションが乱立することとなりました。

20階以上の分譲マンションは2022年末現在で、全国に1500弱存在します。

10年前の約1.4倍にまで増えています。もっとも多いのはもちろん東京。東京は土地が貴重ですから、理解もできようというもの。

しかし、地方都市にまでタワーマンションが建っているのを見ると首を傾げたくなるのです。一軒家でいいじゃないか。中低層マンションで十分じゃないかと思うのです。

タワマン節税も終焉に


マンションの相続税評価は、実際に売買される価格と相続税評価額との間に大きな乖離が生じ、これを利用した相税の節税が広く行われています。いわゆる「タワマン節税」です。

ここ最近の不動産の値動きを見てもマンションばかりが大きく値上がりしています。

20230207hudousan.jpg
(出所:国土交通省)

明らかにおかしな動きではないでしょうか。

国税庁は2023年1月末、タワマンなどを利用した行き過ぎた相続税の節税策にくさびを打ち込むべく、不動産の評価方法の見直しを検討する有識者会議を開催しました。

まだ第一回めの会議ということもあり、具体案までは出ておりませんが、いずれタワマン節税はできなくなることは既定路線だといえるでしょう。

デメリットしか思い浮かばない


節税もできないとなればタワーマンションにいったいどんな魅力があるのでしょうか。

きれいな夜景?美人も三日見れば飽きるといいます。

遮音性は低く、電気が止まればエレベーターが使えなくなって、コンビニに行くにも登山なみの労力を要することになります。断水すれば風呂にも入れず、水分が不足して死んでしまうかもしれません。

出不精になって足腰も弱るし、子どもは高層マンションに住むと性格が攻撃的になるというデータを読んだこともあります。

やってはいけないマンション選び STOP! [ 榊淳司 ]

価格:1,518円
(2023/2/7 22:07時点)



タワマン、高層階の恐怖


そして、タワマンの高層階になればなるほど地震の恐怖が増します。それでも高層階ほど人気が高いというのは節税対策のなせる業か、なんとかは高い所が好きなのかは不明です。

東日本大震災では震源から700キロも離れた大阪の高層ビルで、長周期地震振動によってエレベーターのロープが切れたり、内装が壊れたりしたというのです。

そしてこの揺れは高層階ほど大きくなります。ゆっくりですが、振れ幅が2~3メートルにもなるといいます。

南海トラフ地震が起きれば、東京、名古屋、大阪のタワマンは相当揺れて被害が出ることになると推測します。

最後に


タワマン節税ができなくなれば、タワマンにはほとんど魅力はなくなるのではないでしょうか。

需要は見栄っ張りの成金くらいしか見当たらない。そして、タワマンの値崩れは必至とみるのです。

↓↓応援クリックお願いします↓↓

にほんブログ村



「タワマン」ブランドの崩壊 価格暴落とゴーストタウン化が始まる! [ 小島 拓 ]

価格:1,320円
(2023/2/7 22:06時点)


関連記事

コメント

非公開コメント