現代人、グーグルかアップルの家畜に成り下がる

豚

現代人は概ね2種類の人間に分けられます。アルファベット社(グーグル)に支配されているか、アップル社に支配されているかのどちらかなのです。

なにしろ現代人はスマホの奴隷?と化しており、そのスマホのOSの99%がアンドロイドかアップルなのですから。

そして、スマホのアプリにうつつを抜かしているのが現代人の姿なのでしょう。別にそれが悪いことだとは思いません。猫背になり、また近視になることを除けば。

しかし、過度のスマホ依存は学力を低下させるというデータもあり、注意が必要でしょう。

20230221sumaho.jpg
(出所;社会実情データ図録)

それにしても、グーグルとアップルに知らぬ間に支配された奴隷と化すのは人間としていただけない。しかし、無意識に我々は両社の家畜となっているのです。






アプリの入手経路は2つだけ


スマホを使っている人はほぼ100%アプリを使っていることでしょう。そのアプリはどこから入手したか?

アンドロイドであればグーグルプレイ、アップルであればアップストアであることがほとんどでしょう。。そのシェアは実に9割を超えています。

この2社がスマホのOSのみならず、アプリの入手先までも独占しているのです。その弊害はアプリ提供者そして消費者に回ってくるのです。

独占による不当利得


例えばアンドロイド。グーグルプレイでの決済はグーグルが指定する決済方法が強制されていました。

問題となるのはその決済手数料です。最大で30%もの手数料をグーグルがかすめとっていたというのですから、中抜きするにもほどがある。

業者は不本意な価格で売らなければならないし、消費者は高いコストを払わされます。潤うのはグーグルだけというボッタくり商売なのです。

インド政府怒る


アップルなどはもっと阿漕であり、アプリの提供はアップストアでしか認めていない。自社で独占することで不当に利益を得ていたと考えざるを得ません。

こんな不条理に立ち向かう国も出てまいりました。

インドです。インドは2022年10月、グーグルが支配的地位を乱用しているとし、決済やアプリ提供に関するルールの解除と罰金の支払いを求めました。

そして、2023年、最高裁はこれを支持したのです。

1984 (角川文庫) [ ジョージ・オーウェル ]

価格:924円
(2023/2/21 22:33時点)



日本も重い腰を上げる


このような動きは世界中に広がっており、日本も例外ではありません。

公正取引委員会はその報告の中でビックテックの寡占を指摘し、政府のデジタル市場競争会議で新たなルールの検討が始まっています。

グーグルもアップルもやり過ぎたと感じているようであり、なんとかソフトランディングさせようと必死のようです。

しかし、その本気度は疑わしい。喉元を過ぎるのをただただ待ち望んでいるようにしか見えません。今後の両社の動きが注目されます。

関連記事


グーグル、やりすぎでアメリカ政府から訴えられる。独占企業の闇
グーグルによる言論統制、言論弾圧再び。いったい何様のつもり?
グーグルの検索結果が上場企業の業績にまでも影響を与える
Facebookの言論封殺は社会主義国なみの酷さ

↓↓応援クリックお願いします↓↓

にほんブログ村



華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫) [ レイ・ブラッドベリ ]

価格:946円
(2023/2/21 22:35時点)


関連記事

コメント

非公開コメント