ユーチューバー稼業、ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ

2020年、子ども(小学生男子)があこがれる将来なりたい職業で堂々たる2位を占めたのがユーチューバーでした。女子も4位と男女ともに人気がありました。
ところがこれはどうやら一過性のものとなりそうです。
ユーチューバーが雨後の筍のように現れて、視聴者よりも配信者が多くなってきたのでは?と錯覚するほどの乱立ぶり。
そして、競争は激化し、ユーチューバーの収益は今激減しています。
動画再生右肩下がり
ユーチューバーの凋落が著しい。YouTube自体の人気はそれほど落ちてはいないものの、とにかくチャンネル数が激増し、競争が激しい。
視聴者があちこちへ分散してしまうため、人気ユーチューバーでさえ、動画の再生回数は右肩下がりとなっています。
例えば、テレビからYouTubeに舞台を移した宮迫氏。
「宮迫ですッ!」の動画再生数を見ると2年ほど前ですと、当たり前のように300万回前後も再生されており、広告でかなりの稼ぎを上げていたものと思われます。
ユーチューバー困り果てる
ところがここ最近は多くても数十万程度。少ないものは10万にも届きません。
ざっくりとですが、視聴回数は10分の1から20分の1ほどに下がってしまいました。1再生あたりの収益を0.1円とすれば、以前は1本作れば30万円入ってきたのが、今では3万円といったところでしょうか。
人を雇ってまでできる商売ではなくなったし、贅沢なコストもかけられなくなったといえます。
YouTubeからTikTokへ
YouTubeは完全に成熟市場となってしまい、追いかけられる立場。そして追う立場にいるのがTikTokです。若い世代を中心に、動画再生はYouTubeからTikTokに移行しつつあります。
ここ数年、TikTokが急激に伸びていることがわかります。

(出所:社会実情データ図録)
YouTubeも指を咥えて、市場を奪われるわけにはいかない。というわけでショート動画にも力を入れてきました。
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似た者同士の醜い争い
話は変わりますが、TikTokは中国企業であり、アメリカでは多くの政府関係機関が、TikTokを使用することを禁止しています。
情報が中国共産党にダダ洩れ状態になる可能性が高いからです。
かといってYouTubeはどうかといえば正々堂々と言論統制を行い、従わなければチャンネル凍結・・・。最悪削除されてしまいます。
目くそ鼻くその戦いが今繰り広げられているといえます。
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