ボックス相場で優位性を発揮している銘柄はやはり高配当!

チャート

株式市場はうんざりするほど膠着が続いています。

2022年から方向感のないボックス相場が続いており、個別株の選別投資にかける他ありませんが、成功する可能性はかなり低いといったのが現実ではないでしょうか。

テンバガーにぶち当たる気がしないのでありんす。

そして、こんな停滞感が漂うと買われる銘柄はやっぱりここに落ち着くのです。






希望なきボックス相場続く


以下は日経平均の5年前からのチャートです。

20230330_225.jpg

ここ1年というもの、25000円辺りから29000円辺りを行ったり来たりで、トレンドが見えません。

いずれボックス相場も崩れるときが来ると思いますが、現下の世界情勢を見れば、下っ放れる可能性が高いのではないかという印象です。

下値の目途は24000円程度ではないかというのが個人的予想です。

高配当株優位の相場


弱気の人が多いのでしょう。その根拠として挙げられるのは、高配当株への資金流入が目立つことです。

配当利回りが高ければ、株式市場が暴落しても損失はある程度抑えられるため、高配当株に資金を振り向けている人が多いものと推測します。

視覚に訴えればわかりやすい。

以下は、日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)と日経平均の最近2年間の動きです。

20230330_50.jpg

日経平均は下落しているのに、高配当株は20%以上値上がりしています。

2022年以降は、とにかく高配当株に投資していれば儲かっていたといえるでしょう。

DOEなる指標が注目を集める


ROEは株式投資に用いられる代表的な指標の一つです。

ところで最近は、ROEならぬDOEなる指標が注目を集めています。

ROEは自己資本利益率(純利益÷自己資本×100)ですが、DOEは自己資本配当率となります。

計算式は、「配当÷自己資本×100」です。

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欲を言えばきりがないが・・・


また、「ROE×配当性向×100」でも求められます。

ROEは最低でも8%以上、配当性向は最低でも30%以上欲しいと考えれば、DOEが2.4%以下ではお話になりません。

欲を言えばROE15%、配当性向40%で、DOEが6%以上あれば申し分ないといったところでしょうか。

高配当利回り銘柄(2023年3月)


とにかくこんな相場ですから配当利回りで5%以上は欲しいところです。

予想配当利回りトップ20銘柄を参考にあげておきます。

1.住信SBIネット銀行(7163)16.79%
2. 商船三井(9104)16.18%
3. 日本郵船(9101)15.84%
4. 川崎汽船(9107)12.18%
5. 乾汽船(9308)9.43%
6. 三井松島ホールディングス(1518)9.09%
7. NSユナイテッド海運(9110)8.56%
8. UEX(9888)8.21%
9. ジャフコ グループ(8595)7.88%
10.水戸証券(8622)7.51%
11.石油資源開発(1662)7.45%
12.有沢製作所(5208)7.14%
13.ドリームインキュベータ(4310)7.02%
14.JT(2914)6.62%
15.西松建設(1820)6.49%
16.あおぞら銀行(8304)6.43%
17.奥村組(1833)6.41%
18.新日本建物(8893)6.28%
19.大豊建設(1822)6.26%
20.タチエス(7239)6.14%


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