ポイント老舗、Tポイントが落ちぶれてVポイントへ吸収されるとは・・・

カード

いろいろなお店で買い物をして同じポイントが貯まるという、今となっては当たり前のようなことを初めて世に広めたのはTポイントではなかろうか。

共通ポイントといえばTポイントといわれるほど、最強だったのに、知らぬ間に競合に抜き去れて、存在感をなくし、2024年には無くなってしまうというのですから驚いた。

なぜこんなことになってしまったのか、そしてTポイントはどうなってしまうのでしょうか。






共通ポイントの先駆け


諸説ありますが、Tポイントの会員数は7000万人程度と思われます。

幽霊会員も多いとは思いますが、日本人の2人に1人以上はTポイントの会員だっていうのですからすごいことです。

Tポイントがスタートしたのは2003年。カルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)が運営母体となって会員数を増やしていったわけです。

昔は定額での動画配信サービスなど無かったので、家で映画を見るにはレンタルビデオを借りるほかなかった。その会員カードの延長がTポイントカードというのも時代を反映していると思います。

そして、後発で似たようなサービスが雨後の竹の子のように誕生しました。

代表的なのが「ponta」や「楽天ポイント」です。

ところで現金志向が強かった日本ですが、昨今は現金離れが加速しています。またポイントカードの世帯普及率は今や8割を超えているものと推測します。

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(出所:社会実情データ図録)

殿様商売で衰退へ


しかし、なぜTポイントは落ちぶれたのか。

理由はいくつもありますが、主な理由は3つだと考えています。

まず1つめとして、Tポイントの殿様商売ぶりです。確かTポイントは、同じ業種であれば1社しか採用させないという方針だったはず。

採用されない企業から反発を食らうのは当然のことです。

そして、世の中、業界を1社で牛耳っている会社などほとんどなく、取りこぼしのほうが大きくなったと考えられます。

時代の変化についていけず・・・


2つめの理由として、時代の変化に乗り遅れたことです。

QR決済ではPayPayなどに圧倒され、クレジットカードでは楽天カードなどに圧倒され、出る幕がありませんでした。

いちいちTポイントだけを単独で貯めるのはめんどくさいってわけで、Tポイント離れが進んだものと考えられます。


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決定的な致命傷


3つめの理由として、Yahooに見限られたことでしょう。

Yahooショッピングなどで買い物をすれば、以前はTポイントが貯まっていたわけですが、今はPayPayポイントです。

これは痛かった。リアルな店舗でのポイント利用では、商品数が限られています。

その点、ロングテールのネットショッピングでのポイント利用は大変重要な地位を占めていました。しかし、Yahooショッピングで使えなくなり、共通ポイントの魅力は半減してしまいました。

最後にすがった先


先細りを危惧したTポイントは三井住友FGのVポイントとの統合を決定しました。

会員数ではTポイントがVポイントを圧倒するのに、存続するポイント名称はVポイント。Tポイントの落日を象徴しています。

Tポイントの会員数は約2000万人であり、両方を合わせると約8600万人の巨大ポイントサービスとなります。

今後は金融サービスとの連携を深め、Vポイントとして再出発するということなのでしょう。

果たしてV字回復となるのでしょうか?

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