ザイム真理教の教義に洗脳される若手官僚。そしてその連鎖は繰り返す

脳

財務省総体としての考え方は、国民がいかに貧しくなろうとも、財政の健全性を保ちたいという、偏ったものであり、人でなしの官庁であることは間違いありません。

税金で食べさせてもらっているにもかかわらず、いやそれだからか、税金を庶民から巻き上げることに関しては、悪知恵がこれでもかと湧いてくる。

いわば脳みそにうじ虫を飼っているような連中であり、こんな連中に日本は牛耳られているのですから、いずれ国亡びて財政健全化ということになるのでしょう。

しかし、腐り切った財務省に入省する若手は最初から、カルト宗教ともいえる「ザイム真理教」にどっぷり浸かっているわけではないといいます。

それがどのようなザイム真理教にのめり込んでいくのか、それが日本の経済成長を止めた一大要因であるからして、解明しておく必要があるのです。






若手財務官僚の心には健全さが残っているが・・・


意外なことに、若手財務官僚の半数程度は、財務省のイデオロギーである、財政均衡主義に疑問を持っているといいます。

ただし、それは財務省を支配している考え方に沿ったものではなく、また若手だからゆえ声を大にして、そんな疑問を呈することはできません。

そんなことをしたらどうなるか?

出世コースからは外され、最果ての財務局に飛ばされるのが関の山なのです。

だから心の中で疑問を感じていても、表に出すことはないし、建前の財政均衡主義に沿って仕事に邁進しなければなりません。

コロナ禍が去った今も多くの人がマスクをつけている。それは、そのほうが精神的な安定性が保てるからでしょう。

若手財務官僚の心理は、必要でもないのにマスクをつけ続ける日本人の精神構造の縮図ともいえる。しかし、たちが悪いのは財務省には予算権限というとてつもない権力が集中していることです。

気違いに刃物とはこのことをいうのでしょう。

嘘も百回言えば真実になる


心にもない嘘をつき続けると人はどうなるのでしょうか。

ナチス・ドイツの宣伝大臣だったゲッペルスが言うように、嘘も百回言えば真実になるのです。

そして、自らの言葉に自分自身すら洗脳されてしまうという恐ろしい事態が発生します。だから、財務省出身の経済学者などは、財政均衡論を是とし、見事なまでに財務省の御用学者として利用されるのです。

あの人とかこの人とか・・・。

そんな連中はマスメディアにも多く露出するため、国民の脳みそも財政均衡主義に毒されていく。

これぞまさにザイム真理教の布教活動の連鎖だといえます。

キーマンたる政治家を篭絡


ザイム真理教の布教活動は、政治家にも行われます。

脳みそ空っぽの政治家などは、少々勉強ができるずる賢い財務官僚にあっさり洗脳されます。

典型例が、民主党政権時の野田元首相でしょう。

いまだ、アベノミクスを否定したり、消費増税をよしとするなど、庶民の敵でしかないわけですが、庶民もまたザイム真理教の洗脳にかかっている人が多いため、敵であることに気がつかないのは悲喜劇だといえます。集団自殺を図っているに等しい。

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手玉に取られた民主党政権


その野田なにがしが、自らのホームページに2023年5月29日、財政余力という題名で、ぬけぬけと東日本大震災時の復興増税について、正当化しているのです。

----(以下、一部引用)----

2011年11月に野田政権下で成立した東日本大震災の「復興財源確保法」は、税外収入だけでなく、決算剰余金、歳出削減、税制措置による財源確保などが全て規定されていました。何より15年間の復旧復興に必要な32.9兆円が百パーセントカバーされた、「フルカバー、フルスペック」の法律でした。

----(引用終わり)----

反省のかけらもなく、狂った政策を自画自賛するなど、一庶民としては怒りがこみ上げてくるのであります。

しかし、ザイム真理教に侵されていない国民もまだまだいます。

野田政権はあっという間に支持を失い、安倍元首相との党首討論で勢い余って解散を宣言したのはいいものの、選挙でボロ負けという恥さらしを見事に演じたことを覚えている人も多いのではないでしょうか。その姿はあまりに滑稽であり、哀れですらありました。

一方で、そんな人がいまだに政治家を続けているというのもまた事実。野田氏の選挙区の選挙民の愚かしさには驚きを禁じ得ないのです。

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