低PBRの超割安株で株価2倍の夢を見る。過去の経験則から・・・

株価ボード

日本株がボックス相場に入り込み、方向感が見えない中、今注目されている銘柄は超低PBR銘柄だといわれています。

具体的にはPBRが0.5倍以下の銘柄です。会社の純資産に比べて株式時価総額がその半分にも満たないという超割安株ということです。

拙い経験則ですと、そんな銘柄は業績が下降気味で成長は期待できず、市場の注目を集めることもない地味な銘柄というイメージですが、昨今はそうでもないようです。

むしろ、下げ余地がが小さく、上昇する可能性が高いと注目されており、今の株式市場で比較的安心感を持って買える銘柄とみなされています。

さて、どんな銘柄があるのでしょうか。






上げ相場では超低PBR銘柄は減少する


低PBR銘柄が注目を集めている理由の一つは、東京証券取引所が打ち出している低PBR是正のための要請です。

こちらについては以前まとめておりますので、そちらをご覧いただけますと幸いです。

(関連記事)東証は企業にプレッシャーをかける前に政府に物言うべき

もう一つの理由は過去の経験則です。

2000年代の小泉政権下における株価上昇時に、超割安株の比率は21%からほとんど0%に下がりました。

2013年以降のアベノミクスによる株価上昇時には22%から5%程度にまで下がっています。

そして、2023年8月9日現在では17%とまだまだ超割安株は減少する余地があると考えられているために注目が集まっているというわけです。

欲深な条件でスクリーニング


では具体的にどんな銘柄があるのでしょうか。

低PBRなら何でもよいというわけではないでしょう。少なくとも利益を上げていて、それなりの成長が期待できなければ、安物買いの銭失いとなりかねません。

そこで、かなり欲張りな以下の条件で銘柄を検索してみました。

・PBR 0.5倍以下
・予想PER 10倍以下
・予想売上前期比 5%以上
・予想純利益前期比 10%以上
・予想配当利回り 4%以上

こんな銘柄あるんでしょうか???

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玉石混交の12銘柄?


なんと12銘柄引っ掛かりました。

具体的な銘柄は以下のとおりです。

佐藤渡辺(1807)建設業
鉄建建設(1815)建設業
徳倉建(1892) 建設業
東洋精糖(2107)食料品
ADワークスグループ(2982) 不動産業
ムゲンエステート(3299) 不動産業
綜研化学(4972) 化学
ノザワ(5237) ガラス土石製品
ヨシコン(5280) 不動産業
東京鉄(5445) 鉄鋼
JUKI(6440) 機械
永大産業(7822) その他製品


私的注目銘柄


なんか脛に傷がありそうな銘柄のような気がしないでもない・・・。

とはいえ、割安感があるのは事実。テンバガーとはいかないでしょうが、ダブルバガーは狙えるのではないか。たぶん、きっと、もしかして・・・。

個人的に気になった銘柄は、綜研化学(4972)。

PBR0.48倍、予想PER7.07倍、予想配当利回り4.74%はなかなか魅力的です。

●綜研化学(4972)
20230809_4972.jpg

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