新NISA、2019年の一般NISA投資分をどうするかは大きな考えどころ

線路

2024年から新NISAが始まるわけですが、当面の間、現行NISAで投資している資産も同時に保有できるという点には注意が必要でしょう。

とりわけ今、気にしなければならないのは、2023年で非課税期間が終了する現行NISA投資分です。

今までと違ってロールオーバーができませんから、選択肢は2つしかありません。

売るか、課税口座で2024年以降もそのまま保有するかの2択です。どう考えればよいのでしょうか。






一般NISAでの投資分をどうするか


現行の一般NISAでの非課税運用は今後、順次終わっていくわけです。

それが直近では2019年の投資分となります。さて、2019年投資分をどうするか?

これを2023年内に考えておかなくてはいけません。具体的には売却するか、そのまま保有するかです。

さて、どのような観点で考えればいいでしょうか。

まずは、投資資産の評価損益に着目すべきでしょう。

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評価益となっている場合の対応


利益が出ている場合に考慮すべき点は以下のようになると思います。

まずは利益が出ている場合です。

この場合、2024年以降、新NISAで新規投資する資金が360万円以上あり、新NISAの投資枠が埋まりそうな場合には、2019年に投資した一般NISA内の商品を売却せずに課税口座で保有し続けるというのが無難ではないでしょうか。

どうしても税金を払いたくない人は年内に売却するほかありませんが、非課税口座から課税口座へ資産が移る際、取得価格はそのときの時価に変更されます

そのため、評価益部分には課税がされない計算となりますので、非課税のメリットを繰り延べただけと考えることができるでしょう。

新NISAで投資する資金が十分確保できていない場合は、一旦売却し、新NISAで買い直すということが考えられます。

無論、持ち続けるだけの価値があるか、そもそも新NISAの対象商品であるかという問題が前提としてあります。

評価損となっている場合は注意が必要


問題は評価損となっている場合です。

上述のとおり、非課税口座から課税口座へ資産が移る際、取得価格はそのときの時価に変更されてしまいます。

120万円で買ったものが60万円に値下がりしている場合、売却せずに課税口座へ移行すると取得価格は60万円に変更されてしまいます。

120万円に戻って、ようやくプラスマイナスゼロだと思って売却しても、60万円利益が出ているという計算となってしまうため、12万円程度、税金でもっていかれるということになってしまいます。

これはいかにも馬鹿らしい。

2019年の一般NISA投資分が評価損となっている場合は、2023年中に売却処分をしておいたほうがよさそうです。

(関連記事)新NISA、金融機関選びの結果で対応が異なってくるので注意

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