アクティブETFが日本でも初上場。新NISAでアクティブETFという選択肢も

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世界ではアクティブ型のETFの残高が急増しており、2023年6月末の世界のアクティブETFの運用残高は過去最高(約86兆円)となっています。

2018年の残高から5倍に増えており、同期間でETF全体では2倍の残高増加であり、アクティブETFの好調さがわかります。

日本は完全に出遅れており、アクティブETFは、アメリカやカナダ、イギリス、韓国などで上場されていました。

東証はこれまでパッシブETFの上場のみ認めていましたが、ここ数年の海外でのアクティブETFへの資金流入ぶりをみて、2022年よりアクティブETF解禁の議論を始めました。

2023年6月に上場規定を見直し、アクティブETFが上場できるようになったのです。そして、2023年9月7日、日本でもアクティブETFが上場する運びとなりました。






アクティブETFのメリット


日経平均株価などの指数に連動するのがパッシブ型のETFですが、アクティブETFは運用会社が独自に選んだ銘柄で運用するETFです。

その目的はもちろん、指数を上回る運用成績をあげることです。

アクティブ型投信の特徴として、運用コストが高くなることが挙げられますが、同じアクティブ型でもETFのほうが、非上場のアクティブ型投信よりも低コストであるのが普通です。

また、非上場の投資信託は1日に1回算出される基準価格での売買となり、注文した時点では正確な取引価格が分かりません。

その点、ETFであれば証券取引所で、株式と同じように売買されるため、時々刻々と価格が変わり、指値注文で注文を発注することも可能です。

より機動的な売買ができるというわけなのです。

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アクティブETFの顔ぶれ


ではどんな銘柄が東証に上場したのでしょうか。

9月7日に上場したアクティブETFは以下の6本です。

PBR1倍割れ解消推進ETF(2080)

(特徴)PBRが1倍未満銘柄のなかから、利益水準や財務状況等を総合的に勘案し投資銘柄を選定。信託財産の成長をめざす。

(管理会社)シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社

(信託報酬)0.99%(税抜0.9%)以内

政策保有解消推進ETF(2081)

(特徴)政策保有株式の純資産における比率が一定以上の銘柄のなかから、利益水準や財務状況等を総合的に勘案し、投資銘柄を選定。信託財産の成長をめざす。

(管理会社)シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社

(信託報酬)0.99%(税抜0.9%)以内

投資家経営者一心同体ETF(2082)

(特徴)取締役会構成員およびその親族、資産管理会社等の議決権保有割合の合計が一定程度ある企業のなかから、利益水準や財務状況等を総合的に勘案し、投資銘柄を選定。信託財産の成長をめざす。

(管理会社)シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社

(信託報酬)0.99%(税抜0.9%)以内

NEXT FUNDS 日本成長株アクティブ上場投信(2083)

(特徴)高ROEを維持できる優良企業への長期投資を中心に、ROE改善を期待できる企業に機動的に投資する。

(管理会社)野村アセットマネジメント株式会社

(信託報酬)年0.6875%(税抜年0.625%)

NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信(2084)

(特徴)安定的な配当と機動的な値上がり益の獲得により中長期的なトータル・リターンの獲得を目指す。ポートフォリオの予想配当利回りは約4.0%(2023年7月末時点)。

(管理会社)野村アセットマネジメント株式会社

(信託報酬)年0.5225%(税抜年0.475%)

MAXIS高配当日本株アクティブ上場投信(2085)

(特徴)東京証券取引所に上場する大型株・中型株の中から、予想配当利回りの上位銘柄を選定し投資する。

(管理会社)三菱UFJ国際投信株式会社

(信託報酬)年率0.4125%(税抜 年率0.375%)以内


やはり高配当が魅力か


個人的に注目するのは、高配当株関連の「NEXT FUNDS 日本高配当株アクティブ上場投信」と「MAXIS高配当日本株アクティブ上場投信」です。

日経平均高配当株50指数と連動するETFの値動きを日経平均と比べたときの最近のパフォーマンスの違いが著しい。

(NEXT FUNDS)日経平均高配当株50指数連動型ETF(1489)
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最近、安心して買える銘柄は高配当の割安株か、超成長株のどちらかといったところであり、中途半端な銘柄は恐くて手が出せません。

最後に


一方で、シンプレクス・アセット・マネジメントはなかなか奇抜で異色なETFを作り上げたという印象です。

アクティブETFは新NISAでも投資可能となる見込みであり、投資対象として一考に値するのではないかと考えられます。

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