レトロな雰囲気で絶好調。収益力も抜群のコメダ珈琲店の成長が続く

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名古屋の食文化ってのはちょっと異色な感じを受けるのは私めだけではないでしょう。

それは喫茶店も同様です。

コーヒーを頼めば、なぜかピーナッツが付いてくる。また、喫茶店のモーニングは大盛況でコスパも最強ときたもんだ。

そんな名古屋発祥の喫茶店、コメダ珈琲店を経営するコメダホールディングス(3543)の業績が絶好調です。

株価も堅調に推移しており、コメダ珈琲店が日本全国を制覇しようという勢いなのです。






昭和の香り漂う珈琲店


こういっちゃなんですが、昭和の香りが少々漂う喫茶店、それがコメダ珈琲店です。

しかし、昔ながらの喫茶店は多くが廃業してしまった今、レトロ感のあるコメダ珈琲店がノスタルジックな魅力を醸し出し、人々を魅了しています。

回転率を高くしたい店にありがちな、固い椅子とは無縁のふわふわでゆったり感のある椅子。

スマホ全盛の時代にもかかわらず、スポーツ新聞や雑誌が立ち並ぶ。

おじさん、おばさんを魅了してやまないコメダ珈琲店は全国に1000店近くにもあり、スターバックスやドトールコーヒーにも迫ろうかという勢いです。

驚くべき収益力、それを支えるもの


驚かされるのはコメダの収益力の高さです。

損益分岐点比率はなんと29%!

通常の外食産業では80%前後が普通ですが、その半分以下の水準であり、驚くべき収益力により財務基盤も強くなっています。

これはコメダ珈琲店のほとんどがフランチャイズ店舗であることに起因すると思われます。

また、コメダが特徴的なのは客単価の高さです。

コメダの客単価は約850円となっていますが、スタバは約570円、ドトールは約530円と1.5倍の水準です。

店舗の雰囲気により、ゆっくりできることから家族連れも多く、これが売上を伸ばしている要因でもあります。

コメダの特徴としては、前述のとおりフランチャイズ比率が高いこともあります。

店舗の95%がフランチャイズであり、本部は多額の設備投資をしなくても済むというメリットがあります。

これが店舗の拡大を早くできる要因にもなっているのでしょう。

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株価は語る


株価も業績を裏付けとして絶好調です。

コメダホールディングス(3543)
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それは同じコーヒーチェーンのドトールと比べても明らかでしょう。

ドトール・日レスホールディングス(3087)
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まだまだ成長は続きそう


2024年2月期の売上収益は前期比12%増の425億円、純利益が8%増の58億円で過去最高となる見通しです。

3年後にはグループ1200店を計画しており、本部のリスクが小さいフランチャイズという業態を考えるとまだまだ右肩上がりの成長が続きそうな気配です。

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