インド株式市場の好調が続く

米中貿易戦争を尻目にインド株の好調が続いています。
インドは輸出依存度が低く、内需拡大型の経済発展を遂げていることからアメリカの通商政策の影響を受けにくいことが背景にあるようです。
昨今のアメリカの金利上昇による新興国からの資金流出が懸念されていますが、新興国の中では世界経済の影響を相対的に受けにくいこともインドの魅力の一つでしょう。
インドはモディ政権の下で経済改革を続けており、高い経済成長が続いています。
また、来年春には選挙も控えており、更なる財政拡大により景気に弾みがつくことも期待されています。
インドの株式時価総額は500兆円弱となっており、日本の約7割の水準にまで拡大しています。近い将来、日本を追い抜くことは確実でしょう。そのため、インド株の株式投資信託の売れ行きが好調となっています。一部では売れすぎて販売休止中となっている投資信託もあるとか。
今後、10年、20年先を見据えた資産運用を考える際に、インド株の存在を無視することはできません。確実に資産の一部に組み入れておかなければならないアセットであることは間違いないところです。
![]() | 価格:1,512円 |

![]() | 【新品】【本】一橋ビジネスレビュー 59巻3号(2011WIN.) インド市場戦略 一橋大学イノベーション研究センター/編 価格:2,160円 |

- 関連記事
-
-
持たざるリスクか、持つリスクか 2018/10/02
-
日経225。これ以上下がると戻りが鈍くなりそう 2018/10/19
-
ブリッシュ・コンセンサスによる投資家心理の分析 2018/03/24
-
株、解散後から選挙までは買い、選挙後は結果次第で不明・・・ 2021/09/07
-
NT倍率を見れば日経平均はいずれ・・・ 2018/12/02
-
コメント