年金受給で長年の税金を取り戻すという慎ましい作戦

税金

公的年金を受け取るには、以前は25年以上の加入期間が必要でしたが、平成29年からは加入期間が10年以上あれば年金を受け取ることができるようになりました。

ところで、日本の年金制度が危ういと勝手に思い込み、国民年金保険料など納めても、どうせ年金をもらえないんじゃないとしたり顔で、保険料を納めない愚か者もいます。

しかし、国民年金保険料をしっかりと支払い、年金を受け取るようにしないと、今までさんざん支払ってきた税金を取り戻す貴重な機会を失うことになってしまうのです。






年金受給で税金を取り戻す


なぜ税金を取り戻す機会を失ってしまうのでしょうか。

それは国民年金の支給額の半分は税金(国庫負担)により賄われているからです。

長年働いて所得税を払い、買い物をすれば消費税を払い、その他にもガソリン税やら酒税やら固定資産税やら・・・、数えきれない税金の数々。

財政破綻を煽る財務省はマスコミを使ってプロパガンダを垂れ流し、それに踊らされた政治家と国民はすっかり洗脳されて、愚かで素直な納税者と化しています。

しかし、年金は数少ない税金を取り戻せるチャンスなのです。しかも終身ですから、長生きすればするほど税金を取り戻すことができるのです。

とはいえこれも年金をもらう権利があるからこそ。国民年金保険料を払ってなければ税金を取り戻すチャンスも失うこととなるのです。

岸田氏の狙いはことごとく裏目


ところで、岸田政権の支持率は下がり続ける一方です。

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(出所:社会実情データ図録)

増税メガネは支持率の急回復を狙ったのでしょうが、目論見は見事に外れてしまいました。

増税メガネなどと揶揄されて、頭に来たのか減税を打ち出したものの、1年ぽっきりで、しかも実現するのは来年(2024年)の半ばとあっては、今の苦しみを和らげることもできません。

国民の怒りとあきれも頂点に達したということでしょう。

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財務省の怒り心頭


一方、岸田政権に減税を押し切られた財務省は怒り心頭であり、財務省は岸田氏のことを減税くそメガネと呼んでいるとか。

税収増加分を国民に還元すると閣議決定しておきながら、財務大臣は税収増加分はすでに使っており、原資となる財源はないなどと梯子外しの発言をするなど、政権内部はガタガタで、いよいよ岸田おろしが始まったようです。

国民から見限られ、財務省からも見捨てられれば生き残ることは不可能でしょう。

財務省はあの手この手で岸田つぶしをかけてくるはずです。なにしろ、もはや利用価値がなくなったのですから。

岸田氏の逆転サヨナラホームラン狙い


岸田首相が最後に大逆転ホームランを打つとしたらどんな手があるでしょうか。

財務省の横暴に多くの国民は気付き始めており、ザイム真理教にもほころびが目立つようになってきました。

どうせ財務省に裏切られるなのならば、岸田氏は先に財務省を裏切ればよい。

財務省がもっとも忌み嫌うものは「消費減税」です。消費減税をぶち上げれば、国民からの支持率は急回復すること間違いなしでしょう。

その代わり、財務省とは刺し違える覚悟が必要です。しかし、ザイム真理教の勢いがなくなっている今なら勝ち目はあります。

最後に


岸田首相が袋小路に追い詰められている現状について、高橋洋一さんがわかりやすく解説してくれています。岸田おろしにどう立ち向かうのか。可能性は低いですが、岸田首相の覚醒に期待したいものです。



おまけ



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