空き家問題に取り組む新規上場銘柄、バリュークリエーションはどうか?

家

ひさしぶりに新規上場銘柄に興味が湧いたのです。

銘柄は、バリュークリエーション(9238)なるものです。

家の解体を安くやってくれる業者をインターネットで探せるサイトを運営している企業です。

サイトの名前は『解体の窓口』。

なんだかありきたりな名前ですが、家の解体は、今の日本にとって切実な問題です。空き家は増え続け、いつまでも放っておくわけにはいきません。

しかし、解体には数百万円ものお金がかかる。そう簡単に決断できるものではありません。少しでも安く済ませたいというのは人情ではないでしょうか。






増え続ける空き家


日本では空き家の数が増え続けています。

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(出所:総務省)

なぜ空き家が増え続けるのか?だいたい想像がつきますが念のため確認しておきましょう。

人口減少が空き家増加に直結


バブル崩壊以後のデフレ時代にあって、結婚の敷居はべらぼうに高くなりました。

結婚は高級品と化し、未婚率は上昇の一途を辿りました。

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(出所:社会実情データ図録)

未婚者が増えれば当然に子どもの数は減ります。

出生率は年々減少し、人口の維持は不可能なレベルにまで下がっています。

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(出所:社会実情データ図録)

子どもがいなければ、家を継ぐ人はいなくなります。

また、一人っ子が増えれば一人っ子同士の結婚も増えます。家は一戸でいいですから、どちらかの親の家は無用の長物となってしまいます。

新築志向で住宅の寿命が短いという特徴


日本人は新築志向が高いという特徴があります。

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(出所:経済産業省)

木造家屋が多いこともあり、住宅の寿命は欧米に比べて極端に短くなっています。

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(出所:経済産業省)

新築志向が高いゆえに、古い一軒屋はなかなか買い手がつきません。

住宅寿命が短く、土地の資産価値に比べて上物(建物)の価値が低いのが日本の住宅の特徴です。

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(出所:経済産業省)

結局のところ、つぶすしか選択肢がなくなっていくのが実態です。


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一極集中で地方に空き家が増える


東京圏への人口一極集中も空き家が増える原因でしょう。

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(出所:社会実情データ図録)

首都圏に人口が流れ込み、地方は過疎化が進む。そして、空き家はどんどん増えていくというのが相場です。

そんなわけで、家の解体のニーズは確実に増えていくでしょう。しかし、費用が高い。ぶっ壊すだけなのに高いお金を出したい人はいないでしょう。安いにこしたことはありません。

解体の窓口は、そんなニーズをうまくつかむことができていると思います。

2023年のIPO動向


バリュークリエーションは、2023年11月22日に上場したわけですが、公募価格1790円に対し、上場初値は3090円と2倍近い価格にまで跳ね上がりました。

いくら魅力的といっても、IPOバブルの高い値段で買いたくはありません。

そもそも最近のIPOの状況がよくわからないので、2023年に新規上昇した銘柄のうち、最初の15銘柄の値動きを追ってみました。(面倒なので15であきらめ・・・)

以下は公募価格を100としたときの、以後50日の株価推移です。

20231123_IPO.jpg

ちょっとグチャグチャでわかりにくいのですが、上場初値が跳ね上がった銘柄ほど、その後じりじりと値を下げているように見えます。

上場初値が好調だった銘柄は、少なくてもその後2か月は様子を見たほうがよいといった印象を持ちました


バリュークリエーションの事業は魅力的に見えますが、株価とはまた別物。今しばらく様子を見てから動いてみようと思います。

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