ミセスワタナベ、円高を止める。FXが為替相場を左右する

ドル

2023年11月14日に発表されたアメリカの消費者物価指数(CPI)はインフレの鈍化を示していました。

これを受け、米長期金利は4.3%台にまで低下し、日米の金利差が縮小したのです。それにともない、円が買われ出し、一時は147円10銭にまで円が買われたのでした。

にわかに円安トレンドの転換かと思いきや、円は再び下落に転じ150円近辺まで戻されました。そして、トレンド変化を打ち消したのはなんとミセスワタナベだというのですから、夫人の存在感ははかり知れません。

相変わらずミセスワタナベは為替市場で莫大な力を発揮しているようです。






FX市場は株式市場の数十倍


個人投資家による外国為替証拠金(FX)の売買が増え続けています。

2023年1~9月の取引額は約9000兆円となり、同期間として過去最大になりました。年間ペースにすると1京2000兆円ペースです。

なんだかイメージが湧きませんが、株式市場の売買代金と比較するとその金額の大きさがわかると思います。

2022年の東証プライム市場の売買代金は605兆円です。これはFXの売買代金の20分の1に過ぎません。しかも株式取引のほうは、機関投資家や海外の投資家の取引も含む数字です。

それにしてもなぜFXは、こんなにも個人投資家を引き付けるのでしょうか。

FXの魅力


個人投資家がFXに魅力を感じる理由はいくつか考えられます。

・高レバレッジで効率的な運用が可能
・取引コストが安い
・24時間取引ができる
・円高でも円安でも儲けることができる


などが主な理由だろうと考えられます。

では一つずつ見ていきましょう。

高レバレッジの魔力


さすがに行き過ぎたレバレッジは問題だということで、金融庁が規制をかけたわけですが、それでも証拠金の25倍までの取引が可能です。

10万円積めば、250万円の取引ができる。

少額からでも大きな取引ができるのは魅力っていえば魅力ですが、危険と裏腹であることはいうまでもありません。

自分の思惑と4%逆に動けば、証拠金はすべて消えてなくなるという計算です。

リスク管理がきちんとできない個人が安易に飛び込めば痛い目に遭うことは想像に難くありません。


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取るに足らないコスト


取引コストが安いのもFXの特徴です。

SBI証券や楽天証券が日本株の手数料を無料にしたのは最近ですが、FXでは取引手数料はゼロが当たり前です。

為替のスプレッドが手数料代わりとなるわけですが、米ドル/円では0.2銭程度が主流であり、なかにはこれまたゼロという会社もあります。

株式の場合は単元株という制度があって、ある程度まとまった資金が必要ですが、FXにはそんな面倒なものもありません。

敷居が低いというわけです。

眠らない市場


株式はPTSを除けば、平日の昼間しか取引できません。

ところがどっこい、FXは24時間取引が可能です。なにしろ地球は丸い。どこかしらで為替取引が行われているので眠らない市場なのです。

夜しか自由に時間が取れないサラリーマンでもリアルタイムで取引が可能。

ギャンブル依存症のような人にはたまらないのです。

とにかく動けば儲けのチャンス


株式取引は基本的に上がらなければ儲かりません。しかし、FXなら円高になっても円安になっても儲けることが可能です。

株式でも信用取引で売りから入ることもできますが、コスト面でもレバレッジ面でもFXにはかないません。

また少額取引という点でもFXに軍配が上がります。

こんなわけで、FXが博打のような要素が大きく、それが取引量を加速的に増やしていると思われます。

最近、パチンコ大手が倒産するなど、パチンコ業界が不振だといいますが、パチンコ客の多くがFXに流れているのではないかというのが個人的推測です。

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