大阪の不動産が世界一の値上がり中。いったい何で?

大阪

円安、金利安、オフィス回帰という日本の不動産市場を取り巻く環境から、海外の資金が日本の不動産市場に流入しています。

意外なことに好調なのは東京ではなく大阪。

2023年10月、世界主要15都市のうち、2023年4月と比較してオフィス価格が最も高騰したのは大阪だったのです。

東京は第3位でございました。

それにしてもなぜ大阪がトップだったのか。そして、日本の不動産はなぜ海外の投資家に人気があるのでしょうか。






日本の不動産が人気


2023年10月、大阪のオフィス価格は4月と比較して2.1%高となり、世界の主要都市の中でトップでした。

ちなみに2位はベトナムのホーチミンで0.8%高。東京は3位で0.6%高となりました。

0.6%高で3位なのですから、値下がりしている都市が多いということです。

下落率が最も大きかったのはニューヨークで6.0%安とかなりの下落となりました。なんでこんなに下がるかといえば、アメリカでは新型コロナ後も在宅勤務・テレワークが定着し、オフィスに人が戻ってこないからです。

2023年7~9月期の全米オフィス空室率はなんと19.4%という高さです。これでは価格が上がるはずがありません。

アメリカ以外も豪シドニーは4.4%安、英ロンドンが3.5%安、中国では北京が2.9%安、上海が2.6%安と世界的にオフィス価格は下落しています。その中にあって日本は健闘しているといえるでしょう。

日本の不動産が堅調なワケ


なぜ日本のオフィス価格は堅調なのでしょうか。

要因としては3つ考えられます。

まず1つめは、金利が海外に比べてまだまだ低いことです。

2つめとして、円安が挙げられます。円安のおかげで、海外の投資家は日本の不動産を安く仕入れることができます。

3つめは、日本ではテレワークが欧米ほど盛んではないことです。

オフィス出社率は、コロナ前の水準に近づきつつあり、オフィスの空室率もどうやら底打ちしたようです。


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なぜ大阪?


それにしてもなぜ東京でなく、大阪なのでしょう。

これは単に大阪の不動産価格が東京に比べて安かったために、上昇余力が大きかっただけと見るのが正解のようです。

東京の不動産はすでに買われており、利回り水準が低くなっていますが、大阪は注目度が低いがゆえに割安放置されていたということです。

日本の不動産を買い漁っているのは、主にアジアの投資家だといいます。かつてバブル期に日本がアメリカの不動産を買い漁ったのと同じことを、今度は日本がされているということなのでしょう。

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