不動産投資信託(資産保管会社)

今回は不動産投信に関わる資産保管会社について見ておきましょう。
資産保管会社とは
不動産投資法人には法人格が与えられ、役員会は置かれますが使用人の雇用はできず、自ら業務を行うことができません。この方式は「外部運用型」といわれており、日本のJリートはこの形態をとっています。
よって、投資判断はもとより、取得した不動産の保管についても他者に委託する必要があります。ちなみにアメリカでは、リート自らが従業員を抱え、物件の売買や管理を行う「内部運用型」の形態を採用しています。
投資法人の委託を受けて資産の保管業務を行う法人を資産保管会社といいます。
資産保管会社の役割と責務
通常は信託銀行が資産保管会社となります。具体的な資産保管業務の内容は、不動産の権利書等の保管などとなります。
投資家の資産保護のため、資産保管会社は、投資法人の資産と自己の資産とを分別管理しなければなりません。

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