ビットコインの発掘ブームが衰退中

ビットコインの価格が昨年末の高値から3分の1程度に下落し低迷しています。価格の低迷にともなって、発掘(マイ二ング)への意欲も低下しているようです。
ご存知のとおり、マイ二ングとはコンピュータで膨大な計算を行って暗号を解き取引データを記録する作業です。最も早く暗号を解いた人には報酬としてビットコインが与えられます。
個人でも行うことができ、経済評論家の高橋洋一さんもマイ二ングを行っていると本に書かれておりました。高橋さんはPCの自作が趣味とのことですし、数学に長けているのでそのような芸当ができるのでしょう。
しかし、ビットコインの価格低迷により、マイ二ング意欲も減退しているようです。
マイ二ング事業者は設備投資に慎重になっており、この影響で半導体の需要が減っているというから驚きです。
これは経済の論理からいって当然のことだと思いますが、発掘が少なくなれば重要と供給の関係で値が上がりやすくなるという側面はあると思います。どこでバランスが取れて価格が落ち着くのか。あと数年たって落ち着いてみないと誰にもわからないですね。
ビットコイン関連銘柄(マネックス証券やGMOインターネットなど)の最近の株価の動きをみると弱気にならざるを得ないというのが個人的な感想です。
- 関連記事
-
-
ジニ係数から日本の格差を検証 2019/02/14
-
中国がアメリカのGDPを超える日が刻一刻と迫る 2020/12/17
-
財務省のポチ。日本経済新聞の大プロパガンダ最終回 2021/05/15
-
ステファニー・ケルトン教授最終章(MMTポリティックス) 2019/07/23
-
郵政民営化と小泉純一郎と竹中平蔵と・・・ 2021/05/07
-
コメント