大型株優位の株式市場。そして日銀のETF買いは終了へ

株価ボード

2024年に入り、株の上昇に拍車がかかっています。

新NISAのスタートで、ある程度は予想できたこととはいえ、想定以上の上げを演じているといえるのではないでしょうか。

しかし、そこにも悲喜こもごもの世界が展開されているのが実情なのです。






デフレ脳ではついていけない相場


日経平均がこんなに早く3万5千円と突破してくるとは意外でした。小生の脳はデフレ脳に染まっているために思考がついていかないのでしょう・・・(トホホ)。

しかし、海外投資家や若年投資家は勇敢に買いを入れており、押し目待ちに押し目なしといった状況です。

小生のポートフォリオには株式が3割程度を占めているのですが、株価上昇の割に評価益が思ったほど伸びていません。

その理由はすぐに判明しました。

大型株断然優位の株式市場


今の株式上昇は、大型株中心であり、中小型株とりわけ新興株は蚊帳の外なのです。

それはチャートを見れば一目瞭然なのでした。

以下は、最近1年間の東証プライム市場指数、東証スタンダード市場指数、東証グロース市場指数の推移です。

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プライム、スタンダードは順調に値を上げているのに、グロースはなんと値下がり・・・。

成長株志向が高い小生には少々つらい相場となっています。

持たざるリスクに焦る投資家が、ここから買いを入れてくると考えられるため、株価はもう一段の上昇がありうるというのが小生の予感です。

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大型株優位の理由


なぜ大型株が優位で小型株はダメなのか?

その理由として考えられるのは、巨額な海外マネーが日本株を買っているからだと思います。

小型株は、アナリストがカバーしていない銘柄が多く、海外投資家の目に留まりません。

また、巨額の資金で買いにいけば、自らの買いで株価が上がり高い買い物をすることになります。そのような愚かなことはできないため、情報量が多くて流動性が高い大型株を買っていると考えられます。

日銀の出番は終了へ


ところで、異次元金融緩和の中で株価テコ入れ策として行われてきた、日銀によるETFの買い入れがいよいよ終局を迎えたようです。

日銀は2010年にETFの買い入れを開始し、2022年まではずっと買い越しでした。

ところが、2023年は売り越しに転じた模様です。

日銀が株価を支えるという構図は健全とはいえないのは確かです。市場の価格発見機能が損なわれ、歪な市場と化す可能性があるからです。

民間の資金による株価上昇により、日銀の出番が無くなったとすればこんな喜ばしいことはないのであり、投資家としては喜ぶべきことだといえるでしょう。

ただ、売り越しに転じたとはいえ、日銀が保有するETFの時価総額は依然として60兆円にもなります。一気に売れば株価が暴落することになります。

日銀には急激な路線変更を行わないソフトランディングを目指してもらいたいもんです。

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