日本株と中国株は好対照。そして中国は言論統制の厳格化へ

トレード

日本株が高い。

それは2024年の世界の株価動向を見ても明らかです。

2024年上旬の世界主要市場を見れば、日本株の上昇が際立っています。

主要市場の7割は値下がりしている中でです。いったい何が起きているのでしょうか。






日銀のソフトランディング路線を好感


2024年に入って、世界の株価が停滞している中、日本株が買われている理由はなんなのでしょうか。

理由はさまざまありますが、ここでは2点指摘しておきます。

まずは日銀の金融引締め路線の後退です。日銀は今後しばらくは大きく金融政策を変更しないようであり、そのため円高懸念が後退して再び円安傾向へ動いています。

その影響から、輸出企業の業績堅調が続くと見られており、輸出関連の大型株が買われています。

空売りの大失敗


また、予想以上の株価高騰により、空売りを得意としてきた売り屋が店じまいをしています。

いわゆる踏み上げ相場で痛手を受け、再起不能になった投資家も多いものと推測します。

ボックス相場で、一定のレンジ内にとどまることが多かったデフレ後の日本株市場で、売り屋は利益を出してきたわけですが、今回の上げはそのレンジを突き抜けています。

安易な空売りをしかければ大やけどを負う可能性があり、警戒しているようです。

臭いものに蓋をする者たち


中国経済の沈滞も日本株にとって追い風となっています。

中国株が低迷している中、今まで中国株に向かっていたマネーが日本株に振り向けられています。

そして、東証の時価総額が上海証券取引所の時価総額を上回ったわけです。

しかし、中国経済の低迷を受け入れがたい集団がいます。中国共産党です。

中国内のインターネットでは、中国景気は回復しているという中国政府のプロパガンダが垂れ流されているわけですが、これに反発したネット投稿が多くなっているようです。

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そして最後は脅迫へ


スパイ摘発などを担当する中国国家安全省は、そんな投稿に我慢がならなかったようです。

2023年夏には、中国の代表的なSNSであるウィーチャットにオフィシャルアカウントを新設し、スパイ摘発には中国全社会の動員が必要だなどと脅しをかけたのでした。

それでも中国経済の厳しさを指摘し続ける経済論者を、中国の国家安全を脅かす存在とし、そのような言論は、外国勢力の影響を受けた中国衰退論の虚偽の流布という罪として処罰対象になりうると示唆したのですからあきれ果てます。

その点、日本はそれでも多少は言論の自由があり、全体主義の中国社会よりはマシだと胸をなでおろすのです。

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