中国人不法入国者の急増は中国経済の深刻さを暗示する

国境

中国経済が変調をきたしているのは間違いない。

そう思わせるのは、アメリカへ渡る中国人不法入国者が急増しているという事実からもわかります。

2023年、アメリカとメキシコの国境地帯で拘束された、中国からの不法移民は2022年の10倍にも増加しました。

彼らはなぜアメリカを目指すのでしょうか。中国は豊かな国になったはずではなかったのでしょうか。






大金を払って海外逃亡


2023年にメキシコ国境を越え、アメリカの南西部国境で拘束された中国不法移民は3万7000人にも及びます。

不法移民の数自体は横ばいですが、中国人の数だけはうなぎ上りとなっています。

彼らは大金を払ってアメリカにやってくる。その額はおよそ5000ドル程度とみられています。日本円にして約75万円・・・。

移動距離からすれば途方もなく高い金額です。なぜこんな高額となってしまうのでしょうか。

アメリカを目指す過酷な旅


中国人がアメリカ入国のためのビザを取得するのは難しいし、時間もかかる。

そのため、ビザなしで入国できる国を経由してアメリカを目指すと時間も費用もかかるわけです。

ある報道をもとに中国人不法移民の移動ルートを再現すると以下のようになります。

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飛行機や船、車そして徒歩などあらゆる交通手段を使い、約40日にもわたる長旅の末、アメリカにたどり着くという過酷さです。

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深刻な若年層失業率


そんな苦しい思いをしてまで、不法入国しようという理由は生活が苦しいからにほかなりません。

中国の統計は大本営発表であるからにして、当てにはなりませんがそれでも失業率が悪化していることがうかがえます。

20240214situgyou.jpg
(出所:経済産業省)

とりわけ若年層の失業は深刻であることがわかります。

最後に


アメリカにまで行かなくても日本があるじゃないかと思う人もいるでしょう。

しかし、悲しいかな日本の賃金は安すぎて敬遠されているというのが実態です。大枚をはたいて異国に住もうというのですから事前の調査は抜かりがない。

そして、日本は不法入国者にとっても魅力的な国ではなくなってしまいました、合掌。

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