あえて非正規雇用を選ぶ若者が数多くいるという現実

労働

少子高齢化が進んだことで、若年労働者の不足が顕著です。

そんなわけで、日本の若者の失業率は実に低い。非常に喜ばしいことです。一昔前は派遣社員など非正規雇用でないと職がなく、やむなく派遣労働に甘んじていた人も多かったはず。

しかし今は、真面目に働いていれば正社員の道も自ずと開かれてくるといった希望があります。ところが、あえて非正規社員を選ぶ若者も多いというのです。いったいなぜなのでしょうか。






日本の若年層失業率は世界最低水準


日本は長らくデフレから脱却できなかったわけですが、不幸中の幸いというべきか、団塊の世代の大量リタイアなどの影響で、生産年齢人口の数が世界でもっとも速いスピードで減少しています。

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(出所:内閣府)

そんなわけで、日本の若者の失業率は世界的に見て低い水準にあります。

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(出所:厚生労働省)

非正規から正規へ


このような雇用環境の好転により、若年層の非正規社員は少しずつ減っています。

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(出所:厚生労働省)

非正規雇用が増え続けていますが、増えているのは高齢者であるといえるでしょう。

事実、2023年時点で非正規として働く25~34歳は237万人で、2013年に比べ64万人も減少しました。

一昔前は、正社員になりたくてもなれないので、仕方なく非正規で働いているといった人が多かったわけですが、今はそんな人は少なくなっているのです。

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あえて非正規を選ぶ人も


しかし、事実は小説よりも奇なり。

ここ最近、あえて非正規社員として働きたいという人が増えているというのです。いったいなぜ?

今は多様性の時代などといわれるわけですが、どうやら自分の好きな時間に働きたいというニーズが強いようなのです。

何か人生の目標があり、仕事はあくまで従属的なものと考えている夢追い人が増えているといったところでしょうか。

これはこれで素晴らしい。しかも、そんな余裕が持てるのは、探せば職などあるさという楽観的な考え方ができるようになったということでしょう。

最後に


しかし、夢破れるものもいる。というよりもむしろそちらの方が多いのが現実です。

非正規社員の給与は正社員の7割にとどまっています。収入が少ないと年金保険料として納める額も低くなり、将来の年金はわずかな額となります。

未来の貧困老人の種が今もばらまかれているのです。

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