テスラ、売上台数が減少・・・。危うさを増すEV人気

電気自動車

今後の自動車市場はEVへ急速にシフトしていく・・・はずでした。

しかし、当初の想定は見事に外れ、EVの停滞が目立ってきています。それを象徴するのはトヨタの株価でしょう。

トヨタは一時、EV化の波に乗り遅れて衰退していくのではないかなどと危惧されたわけですが、2023年以降の株価急騰はトヨタの全方位戦略が正しかったことを証明しているようです。

一方で苦戦しているのは、EVの老舗、テスラです。EVを取り巻く最近の動向をまとめておきます。






トヨタとテスラ


EV市場での出遅れが懸念されていたトヨタですが、それはもはや杞憂であったといえるのではないでしょうか。

株価がそれを如実に物語っています。

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その一方で、成長に陰りが見えてきたのが、EVの老舗であるテスラです。

2024年1月~3月期、テスラは前年同期比で新車販売が9%落ち込みました。EVの巨大市場は中国とアメリカなのですが、中国では現地企業に負け、地元アメリカではEVの魅力が薄れつつあります。

株価も冴えない展開が続いています。

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一体どうしたというのでしょうか。

低価格競争でチキンレース化


まず世界一のEV市場である中国です。

中国には世界No.2のEVメーカーであるBYDがあります。またその他にもEVメーカーがたくさんあり、その特徴はなんといっても低価格であることでしょう。

同程度クラスであれば中国メーカーのほうがテスラよりも圧倒的に安く、テスラは価格競争に苦しんで販売が伸び悩んでいます。

もう一つの巨大市場、アメリカはどうでしょうか。

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思うように充電ができないという不便


アメリカの新車販売に占める比率は、2023年12月には8%まで高まりましたが、2024年2月には6%に下落してしまいました。

どうやら右肩上がりのEVブームは早くも去ってしまったようです。アメリカでEVが伸び悩んでいる要因は2つ考えられます。

1つめは、充電器の数が不足していることです。

クルマ社会のアメリカで、EVが広く普及するためには、全米で100万基以上の充電器が必要とされています。しかし、実際には13万基程度しか存在せず、利便性が向上していません。

(参考)
20240403_jyuudenn.jpg
(出所:経済産業省)

今や世界一の原油算出国


2つめとして原油価格の落ち着きが挙げられます。

コロナ禍以降、2022年半ばまで原油価格は上昇を続けたわけですが、それ以降は下落に転じています。

20240403_oil.png
(出所:世界経済のネタ帳)

ガソリン価格の高騰が内燃エンジンに対する逆風となっていましたが、その逆風は止まりました。

まして今やアメリカは世界一の原油生産国であり、ガソリンの供給を心配する立場ではありません。

20240403_oil2.png
(出所:GLOBAL NOTE)

最後に


個人的にEVにはなんら魅力を感じるところもなく、EVブームは一過性に終わる可能性すらあるように思えます。

テスラ=時代の徒花となってしまうのではないか、などとも感じます。

そして、トヨタの偉大さに改めて驚嘆するのでした。

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