ホテル単価が急上昇。そしてホテル型リートもV字回復

ホテル

アフターコロナでホテル需要が急増しています。

需要の増加に合わせて客室単価も上昇中です。客室単価の上昇は2024年2月まで実に26か月連続で続いています。

ホテル業界のV字回復の原動力はいったい何なのでしょうか。






インバウンド需要でホテル単価高騰


2024年2月、ホテルの客室単価は前年同月比で25%も上昇しています。

単価上昇の原因として挙げられるのは旺盛なインバウンド需要です。2024年2月の訪日客は前年同月比で89%増加しているのです。

驚くことにこれはコロナ前の2019年2月をも35%も上回っています。

以下のグラフの水色部分は訪日外国人の数を表しています。

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(出所:観光庁)

2024年は、コロナ前の2019年を上回ることはほぼ確実な情勢です。

そして、外国人が好む観光地である東京、大阪、京都、北海道といった地域のホテルの価格上昇がとりわけ顕著となっています。

日本に来れば豪遊できる


それにしてもなぜこんなに多くの外国人が日本に観光へ来るのでしょうか。

一番の要因は円安でしょう。日本も多少物価が上昇しているとはいえ、外国人にとっては円安によって実質的には日本の物価は安くなっています。

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コロナ前に比べてドルの価値は30%以上も上がっており、その間に物価はそれほどまでには上がっていません。

外国人にとっては、日本に行けば大いに贅沢ができるというわけなのです。

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人手不足でコスト負担増


ホテルの値段が上がっている2つめの要因は、コスト負担の増加です。

人手不足で客室清掃などの人員が足らず、賃金を上げて人を集めるほかありません。その負担は客に回ってくる。そして客室単価が上昇しているというわけです。

ディップ(株)の調査によれば、2023年12月のアルバイト・パートの平均時給は1356円であり、前年同月比で138円も上昇しています。

ホテル型リートもV字回復


ホテル需要の高まり、そして客室単価の上昇を受け、ホテル型リートの価格もV字回復となりました。

以下はホテル型Jリートであるインヴィンシブル投資法人(8963)の値動きです。

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コロナで一時は3分の1以下に値下がりし、どうなることかと思いましたが、今ではコロナ前を上回る水準にまでも戻っています。

円安によるインバウンド需要の好調は今後も続くものと思いますので、ホテル型リートは有望な投資先として復活したと考えてよさそうです。

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