定年後も働くのか?いや俺にもちっぽけな夢があるのだ!

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今日は、個人的な話で恐縮です。

私めはあと数年で60歳(還暦)となり、拙い会社人生も定年を迎えるわけであります。

今は継続雇用などもあり、その後も働き続けることはできる。

しかしながら、人生の先輩たちの還暦以降を概観するに、どうも惨めさが否めないというのが率直な感想。

歳をとると僻みっぽくなるという影響もあろうかとは思いますが、以前は重要な仕事に就いていたと思われるいい初老人が、若造に軽く見られているのを見るにつけ、哀れさを感じざるを得ないし、若造に対してどうも鼻もちならないと感じるのが正直なところなのです。

ということで話はコペルニクス的転回を見せるわけですが、定年後は相場師(トレーダーなどともいう)として生きていきたいというのが小生のちっぽけな希望(夢ともいう)なのです。

しかし、相場の上昇に頼るなどというのは他力本願であり、そんな希望的観測など簡単にすっ飛んでしまうほど世の中は思うに任せないことは、苦節数十年の職業人生ですっかり学びました。

学んだわりには去勢された宦官になり切れないがゆえに、変なプライドが脳みそにこびりついて離れないのです。

そんなわけで、相場の変動に依拠しないトレーダーを目指す。そのためには、どんな投資をすればよいのかが問題となるわけです。






相場の予測など不可能


馬の目を抜くとも言われる金融市場においては、相場の変動を正しく予測するなど100%不可能だといってよい。

それは、脅威の利回りや利益率をうそぶいた詐欺的な投資スキームが、ことごとく投資家の資金を持ち逃げ同然に雲散霧消させていることからも明らかなのです。

これらの投資スキームはほとんどのケースでポンジ・スキームが活用されており、それでも騙され続ける人間がいることを見るにつけ、人間とはほとほと過去からは学ばないものだと実感させられるのです。

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相場の予測よりも重要なこと


相場の変動を予測するよりも重要なことは、オプショントレーダーである増田丞美さんが指摘するとおり、商品の仕組みや取引機構をよく理解すること、ゲームのルールをよく理解すること、そして資金管理を怠らないこと、の3つに尽きるのでしょう。

そして冒頭に書いたとおり、相場の上昇に頼ることなく、取引の機構を活用し、上げ相場はもとより、下げ相場そして膠着相場においても安定的な利益を目指すことが肝要であろうと考えるわけです。

相場が上げても下げても利益を追い求める取引手法にはどんな金融商品があるのでしょうか。

まず思いつくのは、信用取引、先物取引などの活用でしょう。

しかし、これとて所詮株の上げ下げを予想しているにすぎず、コインを投げて裏表を当てるのと大差がなく、運まかせと言われてもしかたがない。

トレード手法としては、マーケット・ニュートラルやペアトレード、ロング・ショートなどがあります。

これらはなかなか面白い取引手法だといえますが、このような投資手法を駆使した投資信託などで儲かっている投資信託を見たことがない・・・。

それだけ難しい取引手法だということなのでしょう。個人レベルでもこれは大差ないものと推測するのです。

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オプション取引の世界


ではそんな取引手法はないのか。いやオプション取引が残っています。

無論、オプション取引も金融派生商品と言われるとおり、寄生虫の如く原資産に巣くう金融商品ではありますが、オプション取引にはさまざまな取引手法があり、売買の組み合わせも無数にあるのです。

株式や先物などは、上がり下がりがなければ利益を上げることができませんが、オプション取引では上下がなくても利益を得られる取引手法があります。

視点を変えれば、難解な取引であるがゆえに、情報格差もある。勉強すれば報われる可能性が高い取引だといえるのではないでしょうか。

ご存じのかたもいるかもしれませんが、オプションにはコール(買う権利)とプット(売る権利)があり、コールの買いと売り、プットの買いと売りという4種類の取引があります。

この4種類をさまざまなパターンで組み合わせて、いろいろな投資戦略を立てることが可能となるのです。

オプション取引の特異性


さて、このオプション取引には他の取引にはない概念があります。

「時間的価値」です。

2024年4月16日現在、日経平均は38,471円です。

さて、日経平均を40,000円で買う権利(コール)には価値があるのでしょうか。

市場で、38,471円で買えるのに、わざわざ40,000円で買うのはバカらしい。ところがこのコールには240円の値がついているのです。

このオプションには本来価値はありません(本質的価値という)。しかし、取引最終日である5月9日ままでに、日経平均が再び4万円を超えてくると予想する人にとっては240円の価値があるということです(時間的価値)。

本質的価値と時間的価値のせめぎ合い。そしてありとあらゆる取引手法。

ボケ防止にももってこいだ!ただし気を付けなければならない。とりわけオプションの売り建てには。

この取引は利益限定、損失無限大であるがゆえにリスク管理を怠れば再起不能の破産者となり、相場の世界から退場を迫られる。

投資の世界は生き残ってナンボの世界なのであります。(つづく)

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