相場の上げ下げに頼らない、オプション取引の醍醐味

チェス2

投資ってのは所詮上がるか下がるかだけの博打であり、中長期はともかく、短期とりわけデイトレードなどはその色合いが濃くなるのが通常でしょう。

一部の才能に恵まれたトレーダーは、市場の変化を素早く感じ取り、皆を出し抜いて利益を出すわけですが、これはほとんど持って生まれた博才の賜物といえるものです。

小生もデイトレ―ドを興味本位でやったことがありますが、特に何の根拠もなく感覚的な売買に終始し、心理的に少々の値動きに振り回されるだけであり、とても儲かるとは思えませんでした(単に才能に恵まれていないのでしょう。トホホ)

ところでオプション取引において大事なことは、相場が上がるか下がるかを予想し当てることではありません。

それではいったい何が重要になってくるのでしょうか。






相場の上げ下げに賭けるのではない


オプション取引も原資産の価格をもとに算出される価値の売買であり、投資であることになんら変わりはありません。

しかし、株式投資と異なる点は、単に上げ下げで勝負するわけではないという点です。

株式市場が上がりそうだからコールを買っておく、あるいはプットを売っておけばよいなどといった単純な取引だけではありません。

相場の上げ下げも大事ではありますが、それ以上に大事なのは「リスク管理」です。単に上がり下がりを当てればよいというものではありません(そもそも当たらないことが多いもんです・・・)。

多種多様な損益の図式を描くことが可能


では株式取引にはなくて、オプション取引にあるもの、それはいったい何でしょうか。

それは売買ポジションを多様に取ることができる点です。

コール買い・コール売り・プット買い・プット売りの4種の取引に、権利行使価格、限月を組み合わせて取引をすることで、利益になる可能性を高めることが可能です。

また、取引を組み合わせることで、株式取引のように上がれば儲け、下がれば損などという単純な損益の形態ではなく、さまざまな損益形態を取ることができるので、損失のコントロールが可能となります。


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見通しが外れても利益が得られる可能性あり


株式取引の場合、買いの場合は下がれば損をするし、売りの場合は上がれば損をするのが当たり前でしょう。

しかしながら、オプション取引では相場の上がり下がりの思惑が思い通りにいかず、予想が外れても利益を得られる可能性があります。

これはすでに書いたことですが、「タイムディケイ」によるところが一番大きいでしょう。

あるいは、価格の変化ではなく、ボラティリティが変化することによって、オプションの価値が変化することもあります。

このように、相場の上がり下がりに身を任せた売買戦略だけではなく、多種多様な売買戦略を取ることが可能なのがオプション取引の魅力であるといえます。

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