銀行、苦し紛れの私募投信購入

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銀行が私募投信への投資を増やしているといいます。

国内は低金利が継続しており、国内債券での運用では利益が出ないことから私募投信を通じて内外の株式や外国債券への投資を増やしています。

ところで私募投資信託とは特定の機関投資家または49名以下の少数投資家に販売することを目的とした投資信託のことをいいます。

最近では不動産投資信託や海外の住宅ローン債権を裏付けとする債券も人気とのこと。なにやら10年前を思い出してしまいます。

ところで銀行がこの私募投信への投資を増加させるのは、運用難はさることながら、もう一つ隠された動機があるというのです。それはいったい何でしょうか。

私募投資は会計上、含み損が発生しても決算時に計上する必要がなく、分配金や売却益が発生した場合には本業のもうけとして計上できるというのです。

銀行は超低金利下において収益の低下に悩んでいる中で、本業のもうけに計上できて、ある種お化粧ができる私募投信は非常に都合のいい存在になっています。

このような状況を当局も認識して問題視しており、銀行が複雑な投資信託でリスクを取っていることを警告を発しています。

銀行の苦し紛れの投資が吉と出るか、凶と出るかは神のみぞ知ることではありますが、過去の経験則から考えれば、危ない橋を渡りつつあり、いつかその橋は落ちるのではと考えるのが妥当ではないでしょうか。

ところで、学生の就職人気ランキングで銀行の人気がめっきり下がっているとか。現金なものだと思いますが、まあ妥当だとも考えられます。もはや金融の垣根は低くなり、あらゆる業種

から脅威にさらされています。銀行の保守的で旧態依然とした体質ではスピード感もなく、これからの時代の変化にはついていけないことは明明白白というところです。



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