テレビの凋落が加速的に進行中

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ほとんどテレビというものを見なくなりました。

YouTubeはさまざまな情報発信がされており、またテレビのようにチャンネル登録もできるので、もはやテレビとなんら遜色のない存在。

そのうえ、テレビ局はスポンサーに気を使ったりして当たり障りの無い番組となっており、結局、本質に迫れなかったり、あえて報道しないということもあり・・・。

要するに毒のない存在とならざるを得ないので、見ていてあまり面白くない。

テレビの生きる道は、リアルタイムでのスポーツ番組くらいしかないのではと思っていました。

しかし、もはやその聖域すら守れなくなってしまった。

日本が誇るボクシングの世界ミドル級王者がラスベガスで行う2度目の防衛戦。なんと地上波での放送はなく、DAZNが生中継。

これにはいささかびっくり。そして残念(見られなかったから)。こんなことは今まで考えられませんでした。

テレビ局が衰退しているとすればそれは株価に反映されるはず。そこでここ10年間のテレビ局の株価を日経平均株価の動きを比べてみました。

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予想通り、大手テレビ局は全て、日経平均を下回る結果となっていました。
(テレビ東京は10年前には上場しておらず、比較対象としませんでした。)

日本テレビは案外健闘しています。一方で、TBSの不振振りが目立ちます。

業績が悪くなれば、ますますスポンサーに忖度し、毒のある面白い番組が作れなくなり、魅力が薄れるという悪循環に陥ることと想像されます。

株価は未来を暗示する鏡。今後はさらに冴えない展開になりそう。



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