合理的無知にも限界がある(スマホ料金)

android-1869510__340.jpg



合理的無知。

多大な労力を使って知識を習得することによって得られる効力が思ったほどでもないのであれば、あえて知識を得ることなく無知でいることのほうが効力が大きくて、そのほうが合理的だといった考え方です。

これをうまく利用してきたのが、携帯電話会社ではないでしょうか。

複雑な料金プランで消費者の目をごまかし、研究しようという気も起こさせないようにしてきました。

いろんなオプションやらが混在して、違う会社の料金と比べようにも同じ土俵で比べること自体が素人にとって不可能に近いものがあります。

マニアでなければ詳細を把握できず、一般ピープルは把握する時間を使うのももったいなく、あきらめてしまいます。

複雑な料金体系を紐解いて得られる効力よりも、何もしないで時間を使わないことの効力のほうが大きいというわけです。

しかし、スマホの登場で合理的無知であることのメリットが薄らぎました。

なによりスマホの料金はガラケーに比べてベラボーに高いからです。

オーソドックスなサービスとして月5ギガバイトの料金プランはなんとなんと7,500円もします。

海外に比べて高い水準にあるとともに、格安SIMの普及が進んできたとはいえ、そのシェアは未だ10%程度。ほとんどが大手3キャリアに押さえられています。

大手キャリアは、質の高いサービスを提供しているのだから、割高ではないという主張をしていますが、そこまでの質が本当に庶民にとって必要なのかという疑問も湧きます。

とにかく、現状を打破するために楽天モバイルの参入に大いに期待するところですし、他のMVNOにもさらに頑張ってもらい大手の牙城を崩していってもらいたい。

携帯電話料金のために生活が苦しくなってしまうような本末転倒のような事態はなんとしても避けたいところです。

ちなみに私は日本通信のb-mobileのおかわりSIMというサービスを利用しています。

ライトユーザーなので、月1,500円でおつりがくるというすばらしいコストパフォーマンスとなっています。なかなかのお勧めです。

【関連記事】
・楽天、携帯電話事業の早期黒字化に自信
・中小MVNOの致命的弱点
・携帯料金を巡る菅発言に見る政府の干渉
・楽天モバイルの勝算


関連記事

コメント

非公開コメント