ビットコインの存在感が着実に低下中

仮想通貨の熱は確実に冷めつつあるようです。
ビットコインの売買代金はピーク時の5分の1まで減少。
なかでも日本市場だけを見ると25分の1にまで縮小している模様。
売買代金の縮小にともない、値動きの幅も縮小し、投機の対象としての魅力も失われつつあります。
ビットコインの値下がりを受け、決済手段としての使用もほとんど存在感がなくなりました。
ビットコインでの決済を可能としている店舗でもビットコインでの支払いは大きく減少しているようです。
そして何よりも投資家を遠ざけているのは法的な整備が遅れていることです。
不祥事が相次ぎ、仮想通貨そのものの信用も失墜しつつあります。
また犯罪行為にも利用されるケースも多いようですが、実態がよくわからず、怖くて手が出せません。
投資対象としても、決済手段としても、その存在感が乏しくなり、信用も失墜するとなれば、今後も人気が復活する可能性は低いといわざるを得ないと思うしだいです。
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