企業業績の伸びが確実に低下しつつある

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上場企業の2019年3月期の業績予想は前期比1%増が予想されている。

昨年度の34%増からは大幅に伸び率は低下した。

下期だけを比べれば、15%減と傾向としては、確実に右肩下がりの状況。

なんといっても、米中貿易戦争の影響から中国経済が減速している影響が大きい。

中国の設備投資は大きく減少しており、日本の機械産業の受注にも影を落としており、株価はそれを如実に物語っている。

トランプ政策のおかげで、現在はアメリカ景気は絶好調。まさにアメリカファーストを実践しているといえる。

しかし、世界が沈みつつある中でアメリカだけが繁栄しつづけることもまたないだろう。

この反動はどこかのタイミングで出ると思う。地震と同じでいつ起こるかはわからない。

日本についてはアメリカの目の敵にされていない分まだましなほうだといえる。

安倍首相の戦略のおかげだ。石破氏だったら気が合わずにボコボコにされているかもしれない。

うまく行けばトランプ大統領はあと6年。安倍首相はあと3年。

安倍首相退陣後の3年間、トランプ大統領の攻撃をうまくかわせる宰相は現れるのだろうか。

それによって日本の株価は大きく左右されるはずだ。


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