レジ袋有料化は景気悪化に拍車をかける愚策

環境省が提示したレジ袋有料化案を国が了承したとのこと。
同案によればスーパーやコンビ二などを対象に2020年以降、有料化を義務化するという。
レジ袋は国内で年間450億枚ほど使用されていて、そのうコンビニが3割を占めている。
解せないのは経団連がレジ袋の有料化を法制化する意見書を出していることだ。
よくわからない点が2つ。
まず、レジ袋は本当に環境を汚染しているかという点。
武田邦彦先生の話ではレジ袋はもともと動物の死骸からできており、たとえ海に流れ出たとしても時間をかけて自然分解されるとしている。
また、そもそも日本はレジ袋を含め、プラスチックを海に放り出すようなことはしていないのに、なえ日本が率先して廃プラスチック対応をしなければならないかについても疑問を呈している。
そもそもレジ袋は石油の中でも使い道にならない部分を活用しているという話もある。
私は科学者ではないので本当のところはよくわからない。
2点めとして、レジ袋を有料化すると景気に悪影響を与えないかという点だ。
単純にレジ袋が有料だと思うとコンビニでの衝動買いも減るだろう。
450億枚ならば一人あたり1日一枚。一枚5円とすれば年間2,000億円弱。
金額としては多大なものではないかもしれないが、シンボリックな意味で心理的効果はそれ以上になるだろう。
消費税アップの上に、レジ袋の有料化では泣きっ面に蜂ってものだ。
どうも理解できない。
どこかの知事と同じで環境省の私やってますアピールなのか、有料化で儲かる誰かの差し金か・・・。
とにかく最近の安倍政権はどうもやってることがちぐはぐな印象を受ける。
こんなことでは憲法改正はおろか、3年もたないのではと心配になってくる。
なんとか考え直してもらいたいもんだ。
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