地震保険料の再値上げ近づく

民間の損害保険会社と国が共同で運営している地震保険。
この地震保険の保険料が来年1月から全国平均で3.8%値上げになる。
東日本大震災など大規模地震が相次ぎ、保険金の支払いが多くなったことから、3度に分けて保険料の引き上げを図っており、今回はその2度めとなる。
3度めは2021年となるようだ。
地震保険料は地域ごとに多少リスク度が異なることから都道府県ごとに定められており、地域によっては若干の値下がりとなるところもあるが、平均すると3.8%アップになる。
地震保険料はただでさえ結構な金額なので、加入している人は全体の約3割。
それでも昨今の地震多発から加入率は増加してきている。
ところで来年は消費税アップ予定されているから、たとえ3.8%といえ、家計に響くこともあるだろう。いや確実にある。
(ちなみに私は7割のほうなので値上げは直接関係ない。悲しいかな地震に無防備・・・。)
値上げによって地震保険はますます庶民の手から遠のいていく感がある。
また地震保険のもととなる火災保険料についても2019年の秋に5%程度の値上がりが予想されている模様。
火災保険と地震保険のダブルでの値上げ・・・。痛い。
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