徴兵制ならぬ徴老制の導入?!

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インターネット放送局、チャンネル桜の水島総社長が報道番組フロントジャパンの中で面白いアイデアを披瀝されていた。

その名は徴老制。

高齢者が増加しているが、年金をもらう世代である65歳くらいだとまだまだほとんど元気だ。

そのような年代の人にいわば年金をもらうための義務として一定期間、徴老制を課すというアイデア。

徴老制とは?

介護が必要な高齢者を介護する義務を負わせるというものだ。いわば老老介護の公的版。なかなかのグッドアイデアだと思う。

親が寝たきりになったために会社をやむなく退職せざるをえなくなる人もいる。

介護施設に入るには多額のお金が必要だがみんながそれを準備できるわけではない。

介護職は過酷な労働のわりに給与が低く、定着率も低い。そこで、徴老制で雇われた元気な老人が病弱な老人を介助する。

いわば高齢者社会の中でのエコシステム。

自分が介護をする。そして、自分がさらに歳をとって動けなくなったときには介護してもらうということ。

名前は徴老制だとなんとなく語弊があるので、徴介制でどうだろう。

若い世代は親の介護の心配をすることなく安心して仕事をしてもらおう。

親の面倒くらい見ろって反論も出るだろうが、親の介護をしなければいけない世代は仕事でも重責を担っていたり、子どもにお金がかかったりする時期と重なることが多いから人生で最も大変な時期でもある。

徴老制の導入。真面目に検討してもいいのではないだろうか。


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