インド経済、成長の足かせは外れるか

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BRICsなどという造語がなつかしく感じる。いまやほとんど耳にすることもほとんどない。

中国はアメリカの集中攻撃を受け、青息吐息。

数字上はまだまだかなり経済成長が続いていることとなっているが、そもそも統計自体があてにならない。

ロシアは原油価格が下がって苦境。

ブラジルはGOP成長率で1%程度の低成長。

南アフリカはランドの価値が大きく下がり経済は停滞気味。

資源輸出に大きく頼っていただけに商品市況の停滞が経済の成長阻害要因のようだ。

そんな中にあって、インドだけは気を吐いている。

7月から9月期の成長率は約7%。

豊富な投資が成長の源泉となっているようだ。

インドは、一人あたりのGDPの額が2,000ドル程度で他のBRICs諸国に比べて低いので、成長余力も大きい。

またインドは民主主義国家であり、西側諸国と価値観も共有しやすいし、英語も話せる。

そんなインドであるが、成長の阻害要因となりうるのが、身分制度。

カースト制度という言葉を学校で習ったと思う。

現在は身分制度もだいぶ存在感が薄まってきたようであるが、世界に依然としてはびこる人種差別同様、根強く社会に残っている。

この身分制度が、優秀な人間の社会参加を阻む要因となり、潜在的に成長の足かせとなる。

今後、身分制度への執着がどの程度薄まっていくかが、一人あたりGDPが1万ドルを超えるまでの成長を継続できるかの分水嶺となるだろう。



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