日経平均VIから考える株式市場

ドミノ



日経平均VI(ボラティリティー・インデックス)とはそもそも何であろうか。

日経平均VIは投資家が日経平均株価の変動をどのように予想しているかを表した指数である。

日経平均先物と日経平均オプションの価格をもとに日経平均の1か月先の変動を予想している。

恐怖指数などと呼ばれることもある。

指数が大きいほど、今後、日経平均が大きく変動すると予想されていることになる。

そのため、VIが大きくなると投資家はリスクを避け、株が売られることになる。

さて、そこで2010年以降の日経平均と日経平均VIの動きをグラフ化してみた。
(起点を100としています。)

20181222225VI.jpg

2010年以降のみを考えれば、VIは50くらいがマックスとなっており、このあたりがいわゆるセリングクライマックスといえるのではないだろうか。
(グラフ(ピンク)の突出部分)

12月21日現在で、VIは25程度であり、徐々に恐怖が高まってきているが、まだまだマックスとまではいえない。

もうしばらくはVIが上昇しそうだし、底打ち感はいまだ出ずというのが私の考えだ。

ちなみにリーマンショック時には80くらいにまで達しており、ハードランディングということになれば傷はさらに深まることになるだろう。

泥沼にどこまで潜ることになるのか。

正念場に差し掛かっている。黒田さん、一段の金融緩和を頼みます。

安倍さん、消費税の凍結を頼みます。

凍結は無理としても幼児教育無償化を打ち出すのであれば、入管法改正はいらなかった。ここはこらえどころだったのだ。

安倍政権は早くもレームダック化していると感じる。この分では任期中の憲法改正は困難だろう。

既存メディアの猛攻撃が始まる。

出雲は良かった。これで憲法改正をして、核装備とまではいかなくても核シェアリングをアメリカから取り付けられれば真の日本を取り戻せるのではないだろうか。

欲をいえば核装備をして中国の脅威に対抗してほしいものだ。

唯一の被爆国である日本には核装備をする権利がある。しかし、報復を恐れてアメリカがそれを許さなかった。しかし、トランプ大統領なら話は変わってくる。

日本の核装備に、アメリカ人の4割は賛成している。しかし、当の日本人は2~3%程度のようだ。現実は厳しい・・・。

それにしてもオバマ大統領など偽善もいいところだった。北朝鮮が核爆弾を開発したら、日本が対抗して核開発しないよう、広島の平和の式典に現れて、核の廃絶をなどという。

それでいて、自分たちは核開発予算を増やすんだからほとんど詐欺師といっていいだろう。ホントにふざけた話だ。

閑話休題。

日経平均の底値はいったいどの辺りを目処とすればいいのだろうか。

擬似バフェット指標の妥当株価あたりと考えれば17,000円前後といったところだろう。

【関連記事】 擬似バフェット指標(2018年11月末)


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