擬似バフェット指標(2018年12月末)

2018年の株式市場が幕を閉じました。
今年は日経平均の年足が6年ぶりに陰線となりました。
この成熟経済の中で6年間陽線を続けてきたことにむしろ改めて驚きます。
民主党政権の超体たらく政治でいかに日本経済がめちゃくちゃにされたことがわかるというものでしょう。
このところの安倍政権は若干方向性にぶれが生じ始めているとともに、国際経済も崩落のきざしが見え始め、来年は政治経済ともにますます荒れた状態になることが想定されます。
さて、12月末の日経平均が確定したので、指標を更新してみました。
擬似バフェット指標についてはこちら。

このところの株価下落でかなり割高感は減退しました。
終値で2万円をキープしたのは、日銀マネーによる官製相場の感もありますが、若干市場にも落ち着きを与えてくれました。
全体評価としては未だ割高感があるとはいえ、「やや割高」といいう表現がふさわしい価格帯だと思います。
年末年始はゆっくりと保有株や投信の検証をして、来年の戦略を考えるつもりです。
来年も高値追いはせず、安値を徐々に拾っていくという感じではないかと思います。
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