日本が財政破綻しない理由がわかりやす過ぎる

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日本の国債発行残高(政府の借金)は右肩上がりで増え続けており、今や1,000兆円を超えております。

これをもって、日本がいずれ財政破綻するので、財政赤字を縮小しなければならない、よって消費税も上げなきゃならない、というのが財務省のレトリックということになるのでしょう。

先例があるといいます。ロシア、アルゼンチン、ギリシャなど。

これらの国は政府が借金を約束どおり返すことができなくなり(債務不履行)、財政破綻を過去に起こしました。ギリシャなどは何度も何度も繰り返しているみたいです。

放っておけば日本もいずれこうなるというのが、財政破綻論者の主張です。

しかし、これらの国と日本には決定的な違いがあります。

上記の国々は借金をドル建てあるいはユーロ建てで借りていたということ。日本国政府は円建てで借りています。

それで何が違うのか?

他国の通貨を自国が発行することはできません。あるいは、ユーロ圏の共通通貨であるユーロをギリシャが勝手に発行することはできません。

ドルで借りたら、ドルで返さなければなりません。貸し手からみれば、ドルで貸したんだからドルで返してと言うのは当然のことです。

一方、日本はどうか。単純ですが、円で借りてるんだから、円を刷れば返せなくなることはありえないというのがその論理です。

日本円を発行するのは日本ですから、ある種どうにでもなるわけです。会社でも同じこと。債務超過の会社でも資金繰りさえつけば倒産することはありません。

いままで自国通貨建てでの借金で財政破綻をした国は一つもないとのこと。

よく、日本を会社のように見立てて、資産と負債を比べると実質の負債は少なく財政破綻しないという論理で日本の健全性が語られることが多いですが、これよりも上記論法のほうがわかりやすいです。

詳しくは下記動画をご覧ください。(男だとどうしても左下に目が行ってしまいます・・・。見ればわかる!)



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(私は関係者ではありません。)



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