インターネット通販好調で物流施設の需要が逼迫(Jリート)

首都圏を中心に物流施設の稼働率が好調です。その原動力は堅調に成長しているインターネット通販。
大規模で、かつ交通の便のよい施設は特に人気が高く、新規物件もすぐに埋まってしまうようです。
このような状況であれば、物流系のJリートの値動きは堅調かと思えばそうでもなく・・・。このあたりが相場の難しいところです。
【物流系リートの特徴】
・景気の変動を受けにくい。
・安定性が高いが、商業施設同様、テナントの撤去のリスクが大きい。
自分が保有するCREロジスティクスファンド投資法人(3487)は評価損が発生している銘柄の一つ。
稼働率は100%だというのに・・・。なんだか期待はずれ。
これはCREロジスティクスファンド投資法人に限ったことではなく、他の銘柄も同様の傾向を示しています。
理由としては、物流系リートは旺盛な物流需要から、2018年に増資を繰り返して需給が悪化したことが挙げられるようです。
ただでさえ、価格が堅調で利回りが低いところで増資をしたので、割高な資金調達となってしまったことが今の不人気につながっている模様。
とはいえ、今後も電子商取引は減ることはないでしょうから、逆張り投資を好む方であれば、現下の物流系Jリートは魅力ではないでしょうか。
【物流系Jリート一覧】
8967 日本ロジスティクスファンド投資法人
3281 GLP投資法人
3283 日本プロロジスリート投資法人
3466 ラサールロジポート投資法人
3471 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人
3481 三菱地所物流リート投資法人
3487 CREロジスティクスファンド投資法人
3493 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人
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