投資信託のノーロード化、当たり前の時代へ

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もはや投資信託を買う際の販売手数料など馬鹿らしくて払っていられません。

三井住友アセットマネジメントや三菱UFJ国際投信など大手の運用会社も相次いで直接販売を拡大、または開始するようです。

証券会社や銀行などを通さず、運用会社が自らネットで販売することでコストを抑え込むという手法です。

もともと、さわかみファンドでおなじみのさわかみ投信などは早くから直接販売を手がけていたはずですが、大手の三井住友や三菱UFJが大々的に取り組むと系列の販売会社との棲み分けが難しく、軋轢もあるでしょうからやりづらかったものと推測します。

それにしてもこんな低金利の中で、購入時に3%もの手数料を払っていたら、それだけ取り戻すだけでも大変なこと。ちなみに楽天証券はノーロードのファンドだけで1,000本以上の取扱いがあります。

もはや販売手数料無料は当たり前になりました。

そして、もう一つ意識しておかなければならないのは信託報酬。

信託報酬は、投資信託を保有し続ける限り、日々負担するコストとなりますから長期保有すればするほど、パフォーマンスに大きな影響を与えます。

ここ最近は日本でも信託報酬の安い、低コスト投信が増えていますので賢く選ぶ必要がありありそうです。一般的に証券取引所に上場している会社型のETFのほうが信託報酬は安くなっています。

年率で0.1%を切るものもあり、アメリカ最大の運用会社であるバンガードに比べてもひけをとらなくなってきています。

安かろう悪かろうではいけませんが、高かろう悪かろうであった一昔に比べれば隔世の感があります。



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