金のためなら平気で魂まで売る企業

国際政治学者の藤井厳喜さんの本「希望の日米新同盟と絶望の中朝同盟」を読み始めました。藤井さんはDHCテレビの虎の門ニュースやニュース女子などにも出演されている非常に聡明な方です。酒癖は悪いみたいです(笑)。
熱心な核武装論者であることからか、地上波で見かけることはほとんどありません。地上波からお呼びがかからないのか、オファーがあっても断っているかは定かではありません。(もっとも私が地上波を見ていないからかもしれません。)
長らくアメリカに留学されていたようで、奥様はメキシコ人だそうです。さて、本題ですが、藤井さんの本を読み始めて、本当?、と驚かされたのが、マイクロソフトとフェイスブックの話。
中国市場への進出のために、マイクロソフトがやったこと、それはウィンドウズのソースコードを秘密裏に中国共産党に渡したということ。
また、フェイスブックは中国国内向けの検閲ソフトを開発して、中国市場に参入したという話。
藤井さん情報だけでは真偽のほどがわからないのでネットで調べてみるとどうやらホントのようです。そんなことは常識なのかもしれませんが私は知りませんでした。
いくら中国市場が有望で、儲けられて、自社の株価も上がるといっても中国だけ特別扱いするのはどうかと思うし、何より人権無視の政策に自ら積極的に協力しようというのはどうなんでしょうか。
金のためなら魂までをも売ってしまうのか・・・。
そういえば、共和党のトランプ大統領はビジネス上の都合で共和党と民主党を行き来し、トータルでの献金は民主党のほうが多いのだとか。日本でもかつて散々自民党を批判していた細野氏(元民主党員)が自民党に入党しました。
中国もアメリカもそして日本も所詮目くそ鼻くそなのだとため息をつくのでした。おわり。
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