レオスキャピタルの運用銘柄にテンバガー候補はあるか

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うろ覚えで恐縮ですが、2012年あたりに、ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルの投資している銘柄が新聞記事に2つ紹介されていました。

一つはカカクコム(2371)、もう一つはモノタロウ(3064)だったと記憶しています。自分はその記事を参考にカカクコムを仕込んで、いい思いをさせてもらいました。今でも少し保有しています。まだまだ業績は伸びると思えるからです。

損切りは早く、利食いは遅く。これが株式投資の秘訣だろうと思います。実践はなかなか難しいものではありますが。

一方、モノタロウ。カカクコムを大きく上回る上昇となっています。株価は10年前のなんと100倍!利益は8倍ですから、よほど安値で放置されていたか、今後も成長が続くと期待されているかのどちらかでしょう。どちらにせよテンバガーならぬワンハンドレットバガーとなりました。

レオス・キャピタルは並々ならぬ先見性を持っていると思います。同社は、企業訪問などの徹底的なボトムアップ・アプローチを行って、投資先を選定しているようです。

ひふみ投信は今どんな銘柄で運用をしているのか、約1年前にも調べたことがあったのですが、気になったのでまた調べてみることにしました。

月次報告に昨年11月末現在の運用銘柄上位30銘柄が掲載されていました。

1 共立メンテナンス
2 東京センチュリー
3 協和エクシオ
4 リクルートホールディングス
5 ショーボンドホールディングス
6 光通信
7 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
8 ダイフク
9 SUMCO
10 アンリツ
11 ネットワンシステムズ
12 MICROSOFT CORP
13 AMAZON.COM INC
14 コスモス薬品
15 GMOペイメントゲートウェイ
16 VISA INC-CLASS A
17 九電工
18 シスメックス
19 日本電産
20 アマノ
21 ソニー
22 ジャフコ
23 あい ホールディングス
24 INTUIT INC
25 宝ホールディングス
26 ミライト・ホールディングス
27 クレハ
28 兼松
29 リログループ
30 TDK

前回調査時との違いで気になった点は、

・前回アメリカ株が1、2位を占めていたが、今回は順位が下がっている。

・総合商社、金融株が消えた。

・協和エクシオ、アンリツなど、5G関連銘柄が入ってきており、5Gに対する期待が感じられる。

といったところでしょうか。

2020年には実用化される5Gには世の中を一変させる潜在力がありそうです。

【関連記事】

・ひふみ投信の運用銘柄を検証

・5Gとはいったい何なのか

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