65万円を140億円にした男の投資法と相場観

2019年3月14日の日本経済新聞に、カリスマ投資家、ハンドルネーム「五月」さんという方の記事がありました。
五月さんはもともとゲームマニア。高校卒業後4年間、1日12時間以上、自宅に引きこもってゲームをしていたそうです。ゲームセンターでバイトして貯めたお金65万円を元手に日本株の投資を開始。
2008年には資産が1,000万円に到達。しかし、リーマンショックで痛手を被ったようで、投資手法を変えたとのことです。
それは、取引所の適時開示を徹底的に読む適時開示投資法。1日で、数百にもおよぶ決算などの適時開示に目を通す日もあるそうです。
適時開示から読み取るのは、成長が見込めるか、そして株価は割安か、ということ。会社に成長の物語があるかを想像するのでしょう。
そして、現在の資産は140億円・・・。凄すぎ・・・。
そんな五月さんの日本株の今後の予想は弱気。日経平均は今後数年かけて19,000円、17,000円へと沈んでいくというシナリオを描いているそうです。
その根拠としては異次元金融緩和の現在ですら、この程度の株価であり今後は下げるしかないという点を挙げています。
現在は100銘柄超の売りと買いを組み合わせ、下げ相場にも対応した投資をしているそうです。また下げ相場の中でも有望銘柄を探して、安値で集中投資したいとも語っています。
とにかく、実績のあるかたの相場観ですから信憑性を感じざるを得ません。
こういう方って凡人には見えないものが見えたり、気が付いたりするんでしょう。マージャンとかやっても絶対勝ちそうな人ってタイプ。とにかく緻密で繊細な頭脳を持っているんでしょう。持って生まれた才能はもちろんのこと、それを正しい方向で努力し、さらに強化しているという感じなのだと思います。
五月さんの相場観にあやかれば、凡人たる私めのWベア投信も陽の目を見る日がくるはずなのですが・・・。
![]() | 価格:1,620円 |

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