楽天モバイル、自社回線対応端末があまりにも少ない

楽天モバイルが2019年10月に大手キャリアと並び、自社回線(MNO)でサービスを提供していくのはご承知のとおりです。楽天モバイルのホームページを見ると新着情報に「自社回線への移行について」という案内が出ていたので覗いてみました。
2019年3月から10月までに新規で申込みをした人には専用SIMカードが順次送付されるので、自分で交換してくださいということです。
問題はそれ以前から使用している人。詳細は改めて案内するということになっていますが、その下のほうに自社回線対応製品一覧が出ています。
それを見てびっくりしました。スマホはなんと9機種しかないのです。しかもi-phoneもない。※印で、その他の製品につきましては非対応となりますとなっているので、そういうことなんでしょう。
これはいったいどう考えればいいんでしょうか?
当方あまり技術に明るくないので、よくわかりませんが、引き続きNTTドコモの回線をMVNOとして使い続けることができるのでしょうか。家族のスマホは楽天モバイルで買い換えたばかりなのに、その機種すら載っていない。
報道によれば、MNO化した後は、自社回線を持たない地域ではauの回線を借りるということだったはず。だとすれば、NTTドコモの回線を借りている間に契約した人はいったいどうなっちゃうのでしょうか。
単純に考えれば、SIMカードをau対応版に交換してもらって、楽天モバイルの自社回線内でもauの回線を借りる(いわゆるローミング)ことになるとしか考えられません。
しかし、自社回線網が広がっていくのにいつまでもauの回線を借りているわけもないし。ローミングって、オンにしたまま海外に行ってデータ通信すると数十万円とかものすごい金額が請求されることもあると聞きますから恐いし、オンにしたくない。
もう訳がわかりません。楽天モバイルの案内は不親切すぎると思います。
こんなんでは、新規の顧客を取り込むどころか、既存の顧客が逃げていってしまうのではないでしょうか。少なくとも私はそう思います。早いところ、凡人にもわかるように説明してもらいたいと切に要望します。
【関連記事】
・楽天モバイル、後発のメリットを生かし切れるか
・楽天モバイル、auの回線を借りることに
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